2006/04/03 『ダークサイドに堕ちる』

ただいま時刻は午前1時。

明日はちょっとしたお仕事で外出しなきゃいかんため、完徹は避けたいのココロです。3時には寝たいかな。けどこの調子だともうちょっともちそうだな。4時までがんばってみようかな。

そんなことを考えながら、ちょっと小休止でこの日記を書いたりしています。

2003年の7月に、長年慣れ親しんできたタバコと縁をきって以来、一番「かわったなぁ」と思うのが夜更かしの習慣でした。夜の10時〜11時には眠くなるようになっちゃって、「あ、眠くなったなぁ」と思ったら、途端にカクンとおちちゃう。のび太くん並みの寝付きのよさです。んでそのままぐーぐー熟睡して、朝までぴくりともおきやしない。実に健康的ですよ、すばらしい。

タバコをやめる前までは、11時にねどこに入っても、なんだか寝付けなくて気がつけば朝の4時とか普通にあったりしたのですが、あれってほんとタバコのせいだったんだなぁと、つくづく思います。今なんか「眠くなったなぁ」と思ったら、キーボード打つ姿勢のまんま、カクンと意識を失ってますものね。

ところが今日は、午前1時にもかかわらず、まだこうしてキーを叩けているわけです。

効果てきめんって奴ですな。

実は色々と思うところがあり、ちょっと睡眠時間を削らなきゃいかんなぁという結論になりました。そうしたら、どうにも健康的な体質を喜んでる場合じゃない…となりまして。

堕ちました。

うっわぁ、すげえ罪悪感。この罪の意識たるや、はじめて吸った時に匹敵するほどのものがあります。もっとも、今回堕ちた理由の中には、色んなものが凝り固まって、その結果パチンとはじけたものがあって、バカバカしくなった挙げ句のちょっとした自傷行為みたいな面もあるので、それで過剰にそう思えるところもあるのでしょう。色々と自制するのにも疲れたので、どっか自暴自棄にして、息抜きをしたかったというのもある。

弱いなぁ。

とりあえず、罪悪感がうまい具合に「せめて仕事をかたしていかなきゃ」なんて方向へ働いてくれてるので、今月はそれで乗り切ろう。んで、落ち着いたらまた禁煙を考えよう。そんで、その時はこれ幸いと禁煙日記マンガを書くのだ。わはははは、いいなそれ、わはははは…はぁ。あ〜あ。

しかしタバコを吸って「懐かしいなぁ」と思うのはわかるとして、なんだか「追い詰められてきた」と感じてしまうのはなんなのだろう。しかもそれでどっか妙にワクワクしてたりするし。ヘンな性分が染みついてるなぁと思う、ただいま時刻は午前2時なのであります。

2006/04/04 『審査員やってきました』

お世話になっているTech総研の三周年イベントで、審査員なるものをしてきました。

詳細はおってレポートがアップされるのでここではふれませんけども、ただただ楽しかったです。なにより勉強になった。やっぱり色んな人の考え方にふれた後というのは、小気味よい「ヤラレタ感」があって楽しいです。

ところで実をいうと、この審査をおこなった部署というのは、かなりかなりかなり昔からお世話になっている縁があって、その流れで今もお世話いただいているところです。どんぐらい昔からかというと、フリーになった直後から。なのでもう4年くらい経つわけですか。

当時お世話いただいた方には、ことあるごとに飲みに誘っていただいたり、なんか仕事を作り出そうとしてくれたりと、本当に色々と助けていただきました。今は異動しちゃって疎遠になっていますけども、自分の中ではやっぱりこの会社=その人が作ってくれた縁という気持ちが強く根付いています。

…と、そんなお付き合いのある会社なわけなので、ここへ伺うときというのは、「お世話になってます〜」と「お仕事くださいませ〜」がワンセット。揉み手でもしましょうかいって勢いなわけでありますよ。

ところがひさしぶりに今回訪れてみれば、なんかぜんぜん違っててどびっくり。こっちは例のごとく揉み手してへらへらしてるんですが、先方の会場を仕切る立場の方々なんかも、なぜかこっちに揉み手してくれてるんです。もう双方で揉み揉みです。

その雰囲気につられて、今お世話いただいてる担当さんまで揉み揉みしちゃってるし。

審査員という肩書きはすごいもんだなぁ…と思いました。他のゲスト陣が豪華だったんで、すっかり肩書きがインフレ状態だったんでしょうね。

そんなこんなもあって、すっかりいい気分で帰路につき、そんでもって夜が明けて、ただいま時刻は朝の8:30。

昨日中にこの担当さんへ送らなきゃいけないラフが、まだできあがってません。

審査員という肩書きが取れてしまった今、きっともう担当さんは揉み揉みしてくれちゃいないでしょう。いかん怒られる…と思うほどに、昨日の出来事がマボロシだったのではないかと、現実のキビシサにおののいています。

2006/04/11 『X41Tで散財生活』

ヤバいほどにお気に入りとなってしまったThinkPadのX41 Tablet。ならばとことんしゃぶり尽くそうと、散財生活に歯止めがかからなくなっています。違う意味でもヤバくなってきた。自制しなきゃ。でもできない。困った。でも楽しい。ゲフンゲフン。

とりあえずIllustratorの動作速度をちょっとでも上げるために、RamPhantomというRAMディスクソフトを購入。1,300円也。Illustratorには仮想記憶ディスクの設定があるのですが、ここに起動ドライブとは物理的に別のディスクを指定することで、動作速度の改善が見込めるのです。

X41Tの場合、「物理的に別」なんてのは望めないし、どうせなら速いドライブを指定した方がいいに決まってるので、RAMディスクを作ってそこに割り当てましょうかねというわけですな。ひっかかる感じが明らかに解消されたように思えます。

ただ、ついでだとWindowsの仮想ディスクまで0にしちゃうと明らかに動作がおかしくなっちゃった。なんかOSの動作速度的にも逆効果っぽくなってるし…で、これは通常通りの設定に戻してオシマイ。

以前ひかれてたLogicoolのワイヤレスマウスも購入。V500 コードレスって奴ですな。んでもこれは失敗だった。質感はいいし、認識もスムーズだし、反応速度もバッチグーだし、ギミックもイカしてるぜ!なんですけど、肝心の使いやすさにまるで貢献していない。スクロールパネルのオートリピートがコロせない仕様なので、ふとした時に指の腹がパネルにふれて、ダダダーとスクロールしちゃうなんてことが多すぎだし、パネル部分にポッチもなにもついてないので、いちいち見てやんないとスクロール位置がつかめない。光学センサーがマウスの中央より後方ではなく、先端部分にあるのもイケてません。自分の用途だとドラッグして最後に微調整で数ドット動かす…なんて使い方が多いのですが、これだとそれができないに等しいのです。どうも最後の微調整は、ドラッグで押さえている人差し指を支点にしながら、親指と薬指でマウスをじんわり左右に振って…という使い方になるらしい。なので、支点部分にセンサーを持ってこられちゃ、そんなんできるかいとなっちゃうわけですね。お蔵入りだな、もったいないけど。

バッテリに関しても、標準のでかい奴は外出時用にして、家で使う用として別途4セルの小さいバッテリを購入しました。これがかなりいい感じ。大きさも軽さも申し分なし、スタイル的にも一体感が増してバッチグー。これでも1時間半程度は持つので、家の中で使う分には事足りますしと、これはいい買い物となりました。

さらに持ち運び用として、新しくバッグを追加購入。標準バッテリ装着状態だと、B5のインナーケースでは入らないに等しいので、A4サイズのものが必要になったのです。色々と物色した結果、フェイクレザーのいい感じなバッグが見つかったので、それに合うサイズのインナーケースとあわせてオークションで仕入れました。安かった。あわせて4,000円くらい。

これで満足かと思いきや、なんのまだまだ止まりません。

Illustratorでお絵かきしていると、やはり欲しくなるのがキーボードです。先月、USBタイプのminiキーボードを買っていたので、それで足りるといえば足りるのですが、描きながら画面をぐるぐる回してると、やっぱりコードが邪魔になる。あと、やっぱ英語キーボードがいいな。

そのへんを考えていると、できれば無線方式で薄型のコンパクトな英語キーボードが欲しいとなる。それなら持ち運びもできるので、どっか外で作業したい時も、オッケー問題ナッシングとなるわけですよ。

じゃあ単純にワイヤレスキーボードを物色するか…というと、う〜ん受信機が飛び出すのはどうもなあ。無意識的にぐるぐる動かしながら描くので、どっかにぶつけて折っちゃいそうな気がする。できれば内蔵で…と考えたら、そうか本体にBluetooth機能つんじゃえばいいんだよ。

ふと見れば、以前使っていたThinkPad X31の方にはBluetooth機能がのっかってます。X41Tとあわせて双方ともに開腹して中を眺めてみれば、どう考えても「互換性アリだろう」と思えるBluetooth&モデムコンボカードがつきささってます。こりゃ幸いと、のせかえてみました。

ダメでした。

X41TのモデムボードはX31側でも動いたんですが、肝心のBluetoothコンボカードが、X41T側で「認証されてないボードが刺さってる、抜け」っつって電源投入直後に怒られてしまいます。残念無念と泣き濡れた後で、今さら後にひけるかとIBM部品センターでBluetoothまわりの部品を発注。11,000円強也。

あとは校正への赤入れ用にAdobe Acrobat standardをオークションで仕入れたり、打ち合わせで使う用にMicrosoft OneNoteをオークションで仕入れたり。あわせて7,000円くらいか。目指せペーパーレス。

もうかなりマヒして脳髄のあたりがシビレテきてるのがわかります。

それでもまだ止まれませんと、Bluetooth対応の薄型キーボードを物色中。これが難航しました。よさげなブツが全然ないんだもん。

色々調べてるうちに、Broadcomチップを用いたBluetooth1.2対応のものなら、HIDプロファイルに対応してるからWindowsで使えるみたいだよ…ってことがわかってきた。ロクな製品が見あたらない中、PDA用のポータブルキーボードにのぞみをつなぎます。

んで、やっと見つけたですよ。Freedom Input社の、Freedom Keyboard IIってのが、この用途にバッチシな奴っぽい。まだ未発売だけど、スタイルもなかなか。eXpansys Japanにて予約受付中になってるので、「これが最後の散財だ」と思いながらも、ボタンを押すか否か熟慮中です。だって、やっぱり冷静に考えたら、キーボードに1万円というのはそうそう出せません。あと、この前機種がヒューレットパッカード社でOEM販売されていて、そっちの方が本家より質感高いんですよね。今度のもそっちでOEM販売してくんないかなぁ…と期待してるのもある。

他にもなんか色々買ってたような気もするなぁ。

もう思い出せないや。

意識的に、クレジットカードの請求額が確認しないようにしています。来る日に備えて、今は無用の長物と化してしまったメインPCくんをたたき売るか否か…。今はそれが、一番大きな悩みかもしれません。

2006/04/12 『X41Tに上位機種投入!?』

PC Watchにて『レノボ、B5ノート「ThinkPad X41 Tablet」に最上位モデルを追加』という記事が。

見出しを見た時は、心臓が止まりかけました。でも中身を見てみたら、Bluetooth搭載とか無線LANの三種対応とかHDDの容量アップとか。ああ、なら自分で交換できるからいいや。どれも増強したいと思えるツボの部分なので、残念無念な気持ちはちょっぴり無きにしもあらずだけど、この内容ならたぶん出ると知っててもあん時の自分は止められなかっただろうなぁ…と思います。

よかったよかった、CPU周りの増強とかじゃなくて。って、そもそもより上位クロックなCPU自体、存在するのかしらんけども。

ところでワタクシ決めましたですよ。Bluetooth対応のキーボードや、Bluetooth対応のマウスなんかも、この際だからビシバシ取りそろえてしまおうかと。もうほとんどコイツ一本でいくわけだから、そこへの投資を惜しんでもしょうがないやイケイケドンドンだ…という結論に至ったのです。

とはいえ先立つもんがないと、後にはつらい未来が待ち受けます。

なので、昨年末に増強したばっかのメインPC周りを、売っぱらうことにいたしました。デュアルディスプレイもやめだ。液晶用のアームなんてのもいらないや。Athlon64X2の4400+?あー、いらないいらない。そのへんに転がってる、AthlonXPの2500+でいいようん。これで机も広くなるしバンバンザイだ。あ、いっそintuos3も売っぱらっちまうか。intuos2が確か押し入れに眠ってるはずだから、「保険用に」と置いとく分にはそっちがあれば事足りるだろ。

そんでその分、X41T用に便利ガジェットを買い漁るのだ。ふふふのふ。

とはいえ先日は娘の入園式だったせいもあり、実は相変わらず一眼レフカメラが欲しかったりします。ちょっとは貯金しないとなぁ。高嶺の花だなぁ。

2006/04/14 『幸せものな本』

昨日は某社にて2件打ち合わせの後、さらに新しい取引先となる2社を回って打ち合わせ。自宅を出たのは午前中だったはずなのに、帰ってきたら夜の10時をまわってました。疲れた〜。

後で回った2社の方は、どちらもはじめてのお付き合いとなるところです。きっかけはそれぞれですが、決め手となったのはいずれも「新卒はツラいよ!」を読んだことなんだとか。あそこがおもしろかった、ここがとても共感したなど、「ああ、本当に気に入ってもらえたんだなぁ」と思える話が続出で、書いた側としてはとても楽しい時間を過ごすことができました。

自分としても、この本は「ぜったい自分の代表作にするんだい」という意気込みで書いたものなので、ほめてもらえると一番うれしい本だったりします。なので、自己紹介として一冊本を献本する時も、きまって差し出すのはコイツです。

残念ながら、売り上げという面では代表作にはなってません。ただ、おもしろいのが「仕事のヒキ」という面だと、間違いなくこれが代表作なんですね。昨年後半から現在にかけて、新しくいただいたお仕事というのは、どれもこれもこの本がもたらしてくれたものだからです。

昨日、はじめに訪れた某社では、この本の担当さんである幻冬舎の方も同席しての打ち合わせが1本ありました。実はけっこう在庫がはけているらしくて、「なんでこれで再度の増刷かけてないんだよ」と営業にかけあってくれているところらしいです。そもそも在庫をチェックした理由も、「営業サイドにさらなる展開をかけあう説得材料を探して」のことだったようです。

発売からすでに半年以上が経つ本なのですが、いまだにそうして事あるごとにプッシュしてくれているんですね。

帰りの電車で思ったのは、つくづくこの本というのは幸せものな奴だよなぁということです。

著者が強く愛着を抱くのは当然のことですが、担当さんまでがこれほど思い入れをもってくれるというのは、のぞんで得られるもんじゃありません。さらには、これを介してお仕事を依頼してくれる人がいる限り、その中心にはいつもコイツがいる…ということにもなります。

じきに発行から一年が過ぎて、かろうじて置いてもらえてる書店からも、早々に姿を消していくことになると思います。でも、すでに充分以上にもとは取りました。執筆最後の追い込みでは、かなり手首が痛くなったりもした本ですが、ほんとがんばってよかったなぁ…とか思っています。

そんなわけで、昨日は「疲れたなぁ〜」と帰宅した私だったのですけども、かなりなんというかいい疲れ方をした1日でした。さ、今日もお仕事がんばろう。

2006/04/19 『スカウト』

カタカタと原稿書きをしていたら、カミさんからメールが届く。なんか子供たちを連れて上大岡(横浜のおっきめな街)に行ってたら、娘がスカウトにあったらしいです。ああ、そういや上大岡は子供専門のスカウトがうろついてるってよく耳にするなぁ。

その業者がうさんくさいかどうかは知らないし興味もありません。

親の意志で子供をそんなとこに放り込むつもりもさらさらないので、だからどうするということもなし。子供はおとなしく野山で遊んでりゃいいのです。虫とたわむれてりゃいいのです。それがウチの教育方針なのです。

でも、「ほめてもらえた」のはうれしかったりして。

当然のことながら、「ふふふ、やはりかわいいか我が娘よ」…とひたってみるワタクシであります。

親バカな私としては、これを利用しない手はありません。今後はありがたく、「スカウトされるほどかわいいんだよ」という、己に都合のよい部分だけを利用させていただき、親バカっぷりを発揮したいと思います。ある意味お墨付きをもらったようなもんですな。ラッキーってなもんです。

そういえば、今度「たまごクラブ」という雑誌でお仕事させていただくことになりました。「たまごクラブひよこクラブこっこクラブ〜」ってコマーシャルのアレですね。もうちょい先の発売号に「パパブック」なるものが付録としてつく予定で、そこに使うマンガとかイラストを全面的に担当させていただくのです。

これも「新卒はツラいよ!」効果だったりして。

ほんと、受け皿広いな〜あの本。

2006/04/20 『見本誌がキタ』

朝一番にピンポーンとチャイムが鳴って、見本誌が届きました。4/28に発売予定の、「ドット絵の教科書」という本です。今回私は著者ではなくて、監修という形で関わっています。

といっても、監修というよりかは、企画を持ち込むパイプ役になってみたり、目次案をつめる部分での助言役になってみたりといったあたりが、今回の大きな役目だったと思っています。なので企画協力あたりが妥当になんのかな。そのへんは、よくわかんないですけども。

なんにせよ、もともと「だったら本にできると思うよ〜」という自分の軽口が発端ではじまった話なので、こうして本になってくれて、「ああ約束を守ることができた。よかったなぁ」と、ほっとしています。著者さんにとっては初めての本なわけで、今頃は本を肴に酒でも飲んでるんじゃなかろうか。いいもんだもんな、見本誌が届く瞬間って。

さて、今日はこの後、もういっこお楽しみな品が届く予定になってます。6月刊行予定の「SEのフシギな職場 文庫版」用のカバー色校が、本日届く予定なのです。あ、色校ってのはあれね、「こんな色で刷り上がる予定ですけども、おっけーすかー?」という試し刷り板のことです。

前作と同じく、単行本の時と同じデザイナーさんに担当していただけたんですが、これがけっこうトチくるった色を打ち出してくれて、ゲラゲラ笑っちゃったんですよね〜。なので実物でそれがどう出てるか、とても楽しみなのです。

とはいえ、本文の校正に早く目を通さなきゃいけないし、なにより現在執筆中の「パケット本」原稿を早く仕上げなきゃいけません。もう待ったなし状態に入っちゃってるので、待ったなし状態で書き上げないとまずいのです。

早くノンアルコールビールと縁切りして、本物のビールが飲みたいと願う今日この頃です。

2006/04/21 『カバー色校』

カバー色校楽しみにしていた、文庫用のカバー色校が届きました。むぅ、ケータイカメラの設定が悪かったのか、赤地部分のブロックノイズがひどいな。実物はもうちょいスカッと抜けるような感じの赤に染められています。

前回のカバーが非常によかったんで、今回のカバーに関してお願いしたのは、「前作と違うことがイヤでもわかる、けれどもシリーズとして認識できる。そんな感じでお願いします」だけでした。対比でいくなら黒地ベースになったりするのかな、でも黒じゃちょっとなぁ…なんて担当さんと話していたら、デザイナーさんからあがってきたのは見事な「赤」。

実に大胆です。

でも、並べてみると、しっかりバランスがとれてんですよね。やぁ紅白でめでたいな、なんて気分にもなったりなんかして。やっぱ本職は違うなぁと感心せずにはいられません。

もちろん、お気に入りなのです。色校も問題なし。今はもう、早くこれを店頭に並べてみたくてしょうがありません。楽しみだなぁ、どっか大量においてくれてる書店とかがあれば、交互に並べてタイル模様にしたりとか遊んでみてくんないかなぁ。

…と、バカなことを考えちゃうくらいお気に入り。

しかもじーっとよく見れば、主役キャラが微妙に目立つ位置にあり、かつ帯からひょこんと飛び出すようにと、配置もよく考えられてるんですね。そんなとこでも、あらためて感心してしまいます。

発売日は6月上旬になりそうです。はやくその日が来ないかなぁ。

2006/04/23 『らくがき帳閉鎖のおしらせ』

様々な方にご意見やご感想をいただいていたらくがき帳ですが、このたび閉鎖することに決めました。残念ですが、荒らし目的の書き込みに、根本的な対応策をはかる時間がとれないためです。

現在もほぼ毎日そうした「荒らし書き込み」が行われていますが、はじまりは昨年末あたりからでした。なのでかれこれ半年ちかくですか。完全にマークされているようです。

当初は「とりあえず」的な対応策として、書き込み情報をもとにアクセス禁止措置をとったり、掲示板のURLを変えてみたりしていましたが、いずれも一時的な効力しかありません。結局、荒らしを行っているご本人がはり付いているという現状にある以上、認証制にしたり匿名プロキシをガチガチにはじくように作り替えるなどの作業がどうしても必要になってしまいます。

そのうち仕事が落ち着き次第、手をつけてみようかと思っていました。ところが、落ち着くのを待ってても、どうも年内は落ち着けそうになく…。じゃあ、毎日荒らされているかをチェックして、それをこまめに掃除していけるかといえば、残念ながら否です。

しかし、荒れている掲示板が、有効に機能するはずもありません。

そんなわけで、冒頭の決定に至りました。

とりあえず区切りとして4月いっぱいは現状のままといたしますが、5月に入ると同時にログごとまとめてサーバ上から消去する予定です。

これまで書き込みいただいたご意見・ご感想、本当にありがとうございました。メールアドレスについては現状のまま残す形になりますので、今後はそちらへ声をお寄せいただけると幸いです。

2006/04/26 『ゲームのレンタルでダラダラと考える』

なにやらコーエーネットがゲームソフトのレンタル事業に舵をきるらしい。

へぇ〜と思いながら記事を読んで、最初に「高っ!」と思った後、ああいいかもと思い直した。たぶんこれってあれですよね、新品の賞味期限が切れた後になんらかのお金が生まれる仕組みさえできればいいんだ…と、そんな感じなわけだから、ほんとはNewの期限が切れた後なんか、「別にいくらでもいいよ」が本音なんだろうなと思ったのです。お金の流れがあるとないとじゃ大違いだもんね。シリーズものであれば、それでファンが獲得できて次の新作を買ってくれたら万々歳にもなるわけだし、ある意味販促でもあるわけだ。

しかし、こうした記事を見ていて思うのは、「なんで音楽だけは進んでるんだろうなぁ」ということです。レンタルだって、配信事業だって、あっちの世界じゃ実現してんじゃん。なのになんで他の業界はこうもそれができないの?と。

特に本について、強くそう思います。

本が過当競争になっちゃって、本屋で棚においてもらえる期間がどんどん短くなってるという風潮があるのは知れた話です。ヒット作なんかが出る月だと、そのせいで他の本が圧迫されて、よけいに日の目を見なくなる現状がある。だからたとえばヒット確定&売り切り制で本屋を必死にさせざるを得ない「ハリーポッターは悪だ」なんて話もあります。売り場のほとんどを占めちゃうからね。

そんな本の世界だからこそ、実はコーエーネットみたいな事業モデル(賞味期限中は高値で、期限後は安値で)が似合うんじゃないの?なんて思ったのです。ただし、物理的なレンタルじゃなくて電子出版の形態で。

以前CLIEというPDAを愛用してた時、一番重宝したのは電子ブックとしての用途でした。しばらくして電子出版がぽこぽこ芽生えはじめたので、「やぁこれで読むことのできる種類が一気に増えるよ」とか思ったら、なんか値段的に実際の本を買うのとかわらんのでやんの。そんで一気にしらけて、結局利用せずじまいでした。

印刷代がかからんで済む分の浮いたお金はいったいどこへ行ってんのよ…と。

今なんかはケータイがなかなかによろしい解像度にまで発展してくれたので、適切な値段でダウンロードできるなら、読み捨て前提の本なんかはサクッとダウンロードして読みたいものです。「買うまでもない、でも図書館に行くのもめんどくさい」なんて時に、手間賃かわりの金で読めるなら、おそらく手を出すだろう自分が想像できるんですよね。でもやたら高いのしかないわけだ。再販制度うんぬんとのからみとかがあるのかなぁ。

とか書いてて思ったんですが、ほんとにケータイってすごいですね。あれがインフラとしてあるおかげで、なんかあらゆるサービスが、「ちょっとの工夫」でいつでも実現可能になってる気すらする。そういう意味では、考えることが楽しい世の中になってるよなぁと思います。

うん、実にまとまりがない。

2006/04/28 『ひと山越えた』

本日、昨年から監修として関わってきたドット絵の本が発売になりました。なんかAmazonだとタイトルが違っちゃってるけど、「ドット絵の教科書」という本です。

んでもって、年初から書いてたドングリとキノコのパケット本の締め切りも今日。メインとなるマンガや本文は昨日で書き終わってたんで、後は細かいカットが残るだけ。それも15点程度だし楽勝楽勝…とか思ってたら、よく考えたら80点近く書かなきゃいけなかったんだという事実に今朝気づいて卒倒しそうになる。

まじで泣きそうになりました。

というか泣いた。手が痛くて泣いた。

でもなんとか書き終えて、ようやくこれでひと段落。さらに同時並行で進んでいる文庫本の方も、初校のチェックは終わって後は再校待ちなので、こちらもほぼ終わりが見えてる。というか終わったに等しい。

…と、いうことは?

どうにかこうにか土日返上、深夜営業の日々も、これで終わりを迎えたようです。うれしい。すんげえうれしいぞ。わーいわーい。

とはいえ来月になると今度はたまごクラブ用の原稿に追われはじめるので、短い春だなぁって感じではあるのですが…それでも来月は週休一日制にはできると思う。いや、するんだ。するんだぞオレ。

そんなことしてる間に、ふと気がついたら6月になってたりするんだろうなぁ。

いつにもまして、今年はあっという間に時間が過ぎていくような気がします。