2005/03/07 『きたみりゅうじの本はじめました』

フェアのパネル画像

先日連絡のあった販促グッズのパネルですが、こんなんなりましたよーと担当さんが送ってきてくれました。

A3サイズの用紙が発泡スチロールに貼付けられていて、中央にはデカデカと「きたみりゅうじの本はじめました」なんて記されています。かなり遠くからでも視認できちゃうんじゃないだろかという目立ち具合で、「うわ、すげえ」というのがひと目見た時の第一声でした。

本当にこんなものが書店に置いてもらえるのでしょうか。

またまた書店巡りをする際の楽しみが増えてしまいました。

おかげさまで新刊の売れ行きもなかなかに好調らしく、さらにはこの販促グッズがひとまとめにされた「きたみりゅうじセット」なるものも、それなりの数が流通にのって回りはじめているようです。

この分なら増刷も…、あればいいなぁ。

しかしこうして以前の著作も再度クローズアップしてくれる販促というのは、著者からするとありがたいなぁの一言に尽きます。

新刊だけでなく、旧作というのも著者からすれば変わらず資産なわけで、売れて欲しいと願う気持ちに違いはありません。それだけに、こうやって同列に並べて「売れろー」としてくれる販促というのは、嬉しくてしょうがないのです。

最近ではありがたいことに、「印税率にイロをつけますよ」なんてことを言ってくれる出版社も珍しくはありません。

でも、やっぱり些末な数字うんぬんよりも、こうした「売ってみせる」と力を入れてもらえることこそが幸せなことだよなぁと思います。もっとも、そうした数字だってトータルの結果で見れば、おそらくこっちの方が良い数字だった…ってことになるんでしょうけどね。

担当さんもこれから捜索の旅に出ると言ってましたので、もしこのパネルの目撃情報などあれば、お教えいただけると幸いです。

2005/03/09 『欲しい!欲しい!欲しい!』

1月にMac miniが発表された時、かつてiMacをはじめて見た時のような、「欲しい欲しい欲しい」という気持ちがわき出たものでした。さぁ大変だ、どうしよう。

結局悩みに悩んだ結果、 「いやいやよく考えろオレ。何に必要なんだオレ。どこに置くんだよオレ」などと自問自答を繰り返し、ようやく最近はそうした気持ちも落ち着きつつありました。

ああ、良かった良かったと胸を撫で下ろしたその時です。

それはもう「ぐゎし」という音が聞こえるほどの勢いで、あるものが私のハートをがっしりわしづかみにしてしまったのです。

iPod photo 30GBモデル…。

最高ですな。最高すぎです。

今までiPodには微塵たりとも食指が動かなかったはずなのですが、何故かコイツだけはひと目見た瞬間から惹かれはじめて、今じゃすっかりトリコになってしまっているのです。

とりあえず気を静めなきゃと、iTunesをインストールしたりして、んでもってAAC形式で手持ちのCDを片っ端から吸いだし直したりなんかしています。そうしてると、少しは禁断症状がやわらぐんですよ。ふーふーふー。

しかし最近は物欲が激しくゆさぶられることも少なくなり、あったとしてもMac miniの時みたいに我慢の効くケースがほとんどなもんだから(たとえば他にはピクミン2とかバイオハザード4とかがある)、やぁオレも大人になったもんだよなぁなんて思っていたものですが…。

違いますねぇ。こうまでズドンと突き抜けられちゃうと、我慢うんぬんよりも、金勘定よりも、とにかく購入ボタンをカードでポッチリ行かせろよと、モノを手にしてから後のことは考えようよとわめき立てる別人格が顔を出しちゃいますものね。

photoってとこがズルいよね。

子どもの写真を持ち歩けるなんて言い訳まで出てきちゃうんだもの。

2005/03/10 『おマセさん?』

私の携帯電話は、仕事の電話がかかってくるとQueenのWe Will Rock Youが鳴るようになっています。ちなみにグループ割り当てのない番号からの電話はクラプトンのレイラ。親戚関係からかかってくる電話はウルトラセブンです。

いやぁ、いいのよウルトラセブン。あのテーマはいいものですよ。

とはいえ、かけてくる相手っつったら仕事がらみの担当さんばかり。必然的にいつも鳴るのはWe Will Rock Youだということになります。

そのせいかどうか、娘はこの曲が大好きになりました。「ズッズッチャン聞かせて」と言っては、ことあるごとにこの曲をリクエストします。

ついでにおもちゃのアンパンマンギターをひっぱりだしてきては、そいつをジャカジャカとかき鳴らし、壁に片足を押しつけてキメポーズを取り、さらにはこれもおもちゃのサングラスをよこせと要求する始末。挙げ句はこちらにもエレキギターを持つよう要求して、ともに演奏せよとせがみます。

これがもうエンドレス。

なにがそこまでさせるのか。

かつてお気に入りだったはずの、アンパンマンのマーチはどこへ行ってしまったんだと聞きたい気分です。

さて、本日のこと。

公園へと遊びにでかけた娘は、そこでどうやら大きな男の子にイジワルをされてしまった様子。母親と帰ってきた時の表情を見れば、鼻はズルズル目は真っ赤っかで、ああ泣いたんだねぇというのが一目瞭然です。

しばらく様子を見ていると、ティッシュを持ってきて鼻をふいたり、目をぬぐったりしながら、これこれこうイヤなことをされて、エンエン泣いちゃったのだとアツく語りかけてきます。

「じゃあちょっとズッズッチャンで気分転換でもするか?」

そう聞いてみると、これが随分と嬉しそうな顔をするではないですか。

力強くうなずいて、帰宅時のお約束である手洗いとうがいを手早くすませたかと思うと、「ズッズッチャン聞く」といって仕事場にやってきました。

じゃあどうぞと鳴らしてやれば、やっぱりギターをひっぱりだしてきてジャカジャカと鳴らしてます。

泣いたカラスがなんとやらで、今はもうすっかり楽しそうな顔。夢中で曲にあわせて身体をゆすり、ジャカジャカジャカジャカとアンパンマンギターをかき鳴らします。

しばらくして、We Will Rock Youが終わりました。

いつもならここで「もう一回」か、「もういいよ」とくるはずなのですが…。

「そのまま」

…ときたもんです。

言われた通りに放っておくと、次の曲であるWe Are The Championsがはじまりました。

「これも、ズッズッチャンのうた?」

…なんてことを聞いてきます。「おお」とびっくりして、「そうだよ、Queenって人のうたってるおうただよ」と教えてあげました。

「そっかぁ、Queenのズッズッチャンかぁ」

…文法としてはおかしいながらも、娘は娘で納得した様子。じ〜っと固まって、きっちり曲の最後まで静かに聞き終えると、「もういいよ」とすっきりした顔でリビングへと戻っていきました。

藤井フミヤfanのカミさんは、なんとか娘をフミヤfan仲間に仕立て上げたかったようですが、どうやらその目論見は失敗に終わりそうです。

しかしQueenのファンかぁ。

二歳半としてはおマセさんじゃないのぉ?と思うのですが、どんなもんなんでしょねぇ。

2005/03/13 『理事会にて』

今住んでいるマンションでは、初年度から役員を年度ごとに持ち回るよう決まっていて、いよいよ今年に入ってそのおはちが回ってきてしまいました。それで年初より、理事長なるものに就任しています。

いや、役員の中でも色んな雑事があってですね、一番イヤな「町内会担当」を避けるためには、とっとと理事長に立候補してしまった方が確実だと、逃げ込んだ役回りだったりするのです。それに今年はうちのマンション横に、「ひょっとすると大規模マンションが建つかもしれない」なんて噂があり、安全地帯から文句だけ言うのはイヤな性分だったので、文句を言うなら責任を背負う立場になってしまうのも悪くない…なんて考えたせいもあります。

まぁとにかくそういうわけで理事長なのですよ。

なんかもめ事が起きたら、それをネタに本を書いちゃえなんて企んでいる、とても性悪な理事長なのですよ。

そうして昨日、マンション内の理事(=役員さん)が集まって相談する、理事会なるものが夜にありました。

当然出席しますわね。んでもって、雑事から逃れるために逃げ込んだ役なわけですから、一応それなりにきっちり意見など出したりはがんばりましょうと、他人事気分にならずにと心がけておったわけであります。

色々ある議題の中に『駐車禁止区域に駐車する車をなんとかせにゃならん』などというものがありました。

ウチのマンションというのは、臨時の駐車スペースが皆無といっていいくらいにありません。それで、普段は止めちゃ行けないとこに止める人が続出するわけなのですが、一応部屋番号を掲示してすぐに動かせるようしておいてくれりゃ、そのへんは臨機応変にいきましょうやということになっています。

ところがこの部屋番号掲示すら行わない人がいる…と。

んでもって、そういう人に限って「かなり邪魔な停め方」をしていたり、「この時間にここは停めちゃ絶対ダメ」ってなとこに停めていたりするわけです。んで、困ったもんだなと。

で、驚いたのがですよ。それに対する対処法として、「いっそ完全に駐車禁止にするしかない」なんて案が浮上したことなのです。地面にポールを埋め込んで、その間には金属のチェーンを張って鍵をかける。そして、そこに何らかの理由があって停めたい場合には、都度管理人さんに申し出て解錠してもらうしかないだろう…と。

そんなん「お金をかけて」「手間をかけて」、それでいて「誰一人として便利にならない」という、一番とっちゃいけない方法ですやんか。まるで噂の東京マガジンなどで、「お役所がやる本末転倒な対処策」みたいな感じでやり玉にあげられるような、そんな案やないですかと思わずにはいれません。

他にもいくつか議題としてあがったのですが、やはり安直な手段というのはわかりやすいだけに出てきがちなものであるようです。「それはやっちゃアカンだろう」という案がどうしても出てきてしまうんですね。

基本的に「ルールを守らない奴が得をする」もしくは「誰も得をしないけど、ルールを守ってる人だけが損をする」ことにだけはならないようにというのが自分のスタンスです。そんで、町内会の雑務とかそういったものから解放されるために就いた理事長職ですから、このあたりをなあなあで済ませてしまっては、それはあんまりにも無責任じゃないですかという気もしてきます。

ならば「これはがんばって意見を出していかねばならん」と、ビシビシッと代案含めてがんばってまいりました。

それなりに。

住人の中には悪質な管理費未納者もいますので、数ヶ月先には訴訟問題も控えていそうです。まずは督促状になるのかなと、なかなかどうして飽きない一年が待っていそうな雰囲気なのです。

さてこの一年。はたして本になりますかどうか。

2005/03/16 『飲む、飲む時、飲めば、飲みましょう』

先月発売となった新刊本。らくがき帳やメールなどで感想をポツポツといただきますが、意外なことに同じくフリーランスの方からの声ってのが結構多いんですね。

それも、「自分を投影して、とても楽しむことができた。勇気づけられた」みたいな声が多いのです。

意外でした。正直、「たまたま今が軌道にのってるからって、運だけで食ってる奴が調子にのった本出してんじゃねぇよ」ってなことを言われちゃったりするかなぁという気持ちがあったもんですから、同じフリーランスという立場の人からそんなことを言ってもらえるとは思ってなかったのです。

中にはこの春からサラリーマンに戻るべく、職探しを開始する人もいらっしゃいましてですね、その人が言うのです。「私に自分の姿を投影してエールを送りたい」と。

ジーン…ときてしまいました。

他にも、結構切実な悩みの中でこの本を読んで、見ないようにしていた現実をつきつけられて、でもそれが逆に前へ進もうという活力になったりしてとお礼を言ってきてくださる人もいたり。

これなんかも、何度も読み返してしまいました。

しかし買ってもらったのはこっちなのに、そうしてお礼を言ってもらえるんだから、なんて幸せな仕事を自分はやってるんだろうかと思わずにはいれません。

そうした声を読んでいて気付くのが、「やっぱり孤独なんだな」ということです。

友達がいないとか、助けてくれる人がいないとか、そういうことじゃないですよ。同じ立場で、同じ目線で、損得勘定抜きで、心の内をさらしあえる間柄に飢えるものなんだなということです。

ウチで言えば、カミさんに仕事の話をしたって通じません。弱気なグチをだらだら話せば、家族にそれが伝染して不安がらせてしまうので、そういうわけにもいきません。漠然とした将来への不安なんか、それこそ話すのはもってのほかって奴ですよ。友人を相手にしてみても、単なる聞き役にはなってくれるでしょうが、「そうそうそうそうそう!」なんてうなずきあえる話にはならないでしょう。

もちろん将来に対しては備えておかなきゃならんですから、そのための努力は大事です。

弱気を隠して、気丈にふるまうことも大事です。

でもそんなもん全部すっとばして、生身になりたい時があるんですよ。ダメなのは承知の上で、弱気に浸りたい時があるのです。

メールなどで少し覗き込んだだけですが、みんなそうなんだなと感じました。

だからこそ私の本を読んで、溜めていた心の内が少しばかりはき出せたような、そんな気になってくれたのではないかと思ったのです。

『じゃあ飲もうよ』

そんなことをちょっと思いました。

だって同じようなアク抜きを欲している人がいて、せっかく今回の本がそれをつなぐ役割を果たしてくれたんだとしたら、そして本心ではもっと色々ぶっちゃけたいんだとしたら、そういう人が集まるんであれば、これはもう飲みましょうよと。騒ぎましょうよと。

褒めてもらいたい、愚痴りたい、目標を語りたい、不安を漏らしたい。

なんだっていいので、とにかく気持ちの澱が溜まりがちな人たちで集まって、ガヤガヤぶっちゃけることができればいいなと今は考えています。そして、可能ならそんなことを定期的にできればいいなぁ…とも。

何人そういう人がいるのかもわかりませんので、やるのかどうかもわかりませんが、「それはいいね」とか「参加したい」とかいう方がいれば、メールらくがき帳で声をお寄せいただけると幸いです。

2005/03/21 『増やしても増やしても』

元物置、現仕事場になっている部屋が、またまた気がつきゃロクでもない惨状になっています。

机の両脇には書類?らしき紙束がずでんと鎮座して、足下にもなんだか色んなものがごちゃごちゃと散乱しています。床の木目は日常的に使用する通り道だけが見えている状態で、あたかもケモノ道が如き様相を呈しています。

「あ、コーヒーを…」と思えば左手側にある山がズルズルと動き、「あ、資料を…」と思えば右手側にある山がズドドンと崩れ落ちる。

今度の新刊用に今はマンガ描き作業に没頭中なのですが、前に描いたはずの登場人物一覧ラフ描きはどうしたっけかなぁと山を漁っていると、そのそばからズルリズルリと机の下へ紙束が滑り落ちて行くもんだから、とうとう昨日はブチ切れてしまいました。

いや、誰が悪いって、それは私が悪いんですが。

もうやってられん、もう片づけてやる、もうスッキリさせてやる、ぜったいだ、ぜったいだぞ !! …と勢い込んでみたものの、不思議なことにとっちらかってる奴らどもは帰るべき場所が見当たらないものばかりです。

なんだ雑誌がいっぱい転がってるなぁ…と本棚を見上げれば、そこはそこでもう髪の毛一本だって入りませんからねとギチギチ詰まりまくっています。とりあえず当面必要なさそうな書類や、前作執筆時のラフスケッチや、納税事務処理後の小難しい書類なんかは「えいやっ」と目をつぶってビリビリと処理しましたけれど、それでもまだまだ床の上には新しく仕入れた資料なんかの束がこんもりと残っているのです。

つい半年ほど前に、この苦境を脱しようと本棚増設したばっかなんだけどなぁ。

いよいよ残る道は、唯一の窓をコロしてしまうことの他にはないようです。

前面には机とディスプレイ。そしてその上につっぱり棚形式で天井までそびえ立つ本の山々。さらにそのまま右へずれた位置にも天井まで本棚がそびえ立っています。後方を見れば天井まであろうかという、カミさん嫁入り道具のタンス類。その上にはハードやソフトの箱がもう入らないくらいに詰め込まれ、唯一残されていたタンス横のスペースにも、先日とうとう細長い本棚を二つ上下にネジ留めして、やっぱり天井までドドンとそびえ立たせてやりました。

テトリスであれば、かなりの高得点が期待できそうな部屋です。

前後をそうした壁にはさまれながらも、右側にある窓だけは、かろうじて換気のために残してきました。しかし、いよいよそれも終わりがきたようです。まぁどうせ換気したらラフ用紙がワラワラと飛ばされブチ切れて以来、開けている方が珍しい窓ですよ。いっそ一面本棚に生まれ変わった方が、こいつも割り切りがきいてよろしかろうってなもんですよ。

…とそんなことを考えていたらなんですか、九州でおっきな地震があったのですか。

広い仕事場を用意できるくらいの稼ぎになるのが先か、それとも東海・関東地震が先なのか。

とりあえず、地震保険には入っておくとします。

2005/03/22 『せっせとお勉強』

執筆中のネーム画像ここに載っけてあるのは、現在ガシガシと描いてる最中の、幻冬舎から発売予定なマンガエッセイのネームです。

ネームっつっても、自分の場合は手描きじゃなくて、直にIllustratorとタブレットでガシガシやっちゃうのがほとんどです。たまに気分転換したい場合なんかは、枠線だけきってあるコピー用紙を持って、近所のファミレスにこもったりもしますけど。

さて、従来使っているフォントだと全編マンガな本にはかなりくどいので、今回からは「スーラ」というイカした丸ゴシック体を使うようにしています。

ところがネーム中にテキストをうちこんでて気付いたのですが、どうもこのフォント、「っ」だけが明らかに違う文字幅で表示されてしまう。「『」や「、」などの文字はどうやら半角幅になっているようなのですが、それとも違う3/4角幅ぐらいの大きさに詰められているのです。

しかもよくよく見れば、どの文字も微妙に詰め幅が異なっているようにも思えます。

ありゃ?…と。

自分の記憶を探る限りでは、こうした「文字間をいい感じに自動で詰めて配置する」ような動きをするものというのは、「プロポーショナルフォントだ」という以外にありません。

ありゃりゃ?そしたらオレってプロポーショナルな奴を買ってしまったの?

色んな類書を見た限り、縦書き文はカギ括弧や句読点といった記号は半角、他は全角で統一しているようです。じゃあ自分のもそれに…と思うものの、プロポーショナルフォントだったらダメなんじゃないかという暗い気持ちが芽生えます。なんか回避方法はあるのかしらとIllustratorのヘルプを見るも、どこをいじればうまくいくのやらと途方に暮れる始末です。

三日間悩みました。

こうした文字間の位置調整ってのは「カーニング」の設定に依っていたようです。カーニング?プロポーショナルじゃないのかよ、なんだよそれおいってなくらい、私はあさってな方を向いていたようです。そりゃアナタ、ヘルプを調べてもピンとこないわけですよ。カーニングなんて単語、思いつきもしなかったですもん。

結局Illustratorが標準だとカーニングを自動調整する設定になっていて、それをオフにしてやることで回避できるんだよってだけの話でした。たまたま何の気なしにいじってみた項目があって、それがほんとにたまたま大当たりだったと、そんなまぐれに助けられただけ。自分の力じゃありません。

ちなみにそうしてジタバタ足掻いた結果が、今回掲載してあるネーム画像というわけです。

しかし「スーラ」というフォントを使うのにあたっても、それを探す過程で己の無知さ加減を知って恥ずかしくなったものですが、あまりにも周辺知識に疎すぎるなオレは…と反省せずにはいれません。

まだまだお勉強。まだまだ成長途上。

「恥ずかしいな」と思う気持ちを、「一歩進んだ嬉しいな」にかえながら、カメの歩みで進んでいます。

2005/03/27 『イラレでコーディング』

色々とまぁ使いこなせるようになっとかないとねぇ、なんて思い立ったことから、最近はガシガシとCSSでこのサイトを書きかえてみたりしています。とはいえまとまった時間が取れるわけでもないので、とりあえずはできるとこから。もしくは「置き換えたくなったとこから」ってな感じで書きかえています。

結構いいですねぇやっぱり。とりあえず行き当たりばったりなので、ぜんぜん構造としてまとまりが出来てないですが、いつかきっちり構造化してやるぜ…なんて思えるフトコロの深さが実によいです。

それで味をしめたのか、今日はIllustrator用のスクリプトなんてものを書いてました。今までアクションしか知らなかったんですけど、こいつってJavaScriptでコントロールできちゃうのね。最近はブラシやスウォッチやテンプレートやといった環境まわりの定型化に努めていて、それなりに「便利だなぁ」と目からウロコが続いていたワタクシ。ならば昔取った杵柄で、このスクリプト言語使うことで便利になるんじゃないかねと、毎回納品ごとに行っている作業をひとつ自動化してみることに致しました。

動きとしては次のような感じです。

開いているファイルすべてを、「sys:〜って名前のレイヤ以外はすべてロック解除」して、「レイヤごとロックされてるのじゃないテキストは、ロック解除しながら全部アウトライン化」して、「元ファイル名の頭にi8ol_って文字を付加したファイル名」にして、「元ファイルと同じフォルダにIllustrator8形式で書き出す」のが終わったら「全部閉じる」。

たったこれだけのことなんですが、レイヤの階層を無限にさかのぼって親レイヤがロックされてないか確認したり、子レイヤもこれまた無限に掘り進んでいってテキストの処理やロック解除処理を行ったりとしていたら、思いの外時間を食って、夜になってしまいました。

う〜ん、コーディングってやっぱりはじめると止まんないねぇ。

はじめての環境で、久しぶりのコーディングってことだから、まぁこんだけ時間食っちゃったのはしょうがないとして、ひとつ残念なことが。

JavaScriptって、#includeとかrequireとかってないんだっけ?

せっかく再利用がきくようにと細かく関数分けしてたのに、コード内で外部から読み込ませることができないんじゃコピペするしかないじゃないのと。んでもそれだと保守性悪すぎるし…。

Visual Basicの方で書けばいい話なのかと思いつつも、Macに心惹かれはじめている昨今なので、あんまし機種依存の言語に走りたくもないと悩めるオトメ心です。

2005/03/29 『ロフトでサインペン』

MITSUBISHI sign pen リブ MyT-7今度予定しているフリーランスの集まりの中で、どうやら二冊ほどサインを頼まれることになりそうです。それ自体は構わないのだけど、用意しなきゃいけない持ち物が増えるのは避けたいところです。

それで、「じゃあペンとかは持参してくださいね」とだけお願いしたのですが…。

その後でふと気付きました。

あ、オレも参加してくれた人の中に、そんなことを頼んじゃうかもしんないな…と。

自分が持ってこいって言ってるわけだから、自分もお願いする以上は持ってかないと、これは当たり前に無礼な話ですやね。そうかそうか、そりゃいかんなぁと、ちょっと横浜のLOFTへ立ち寄る用があったもんで、ついでにサインペンなどを物色してまいりました。

ただ、この段階ではそんなに本気で買うつもりはありません。

最近はとみに書き味なるものにこだわるようになっているので、何か買おうとするとついつい値段が張りがちになってしまうのが悪いクセです。だから、そうそう財布の紐をゆるめるわけにもいかんのですね。

しかしそうはいってもせっかく来たんだしと、一本を手にとってキュキュキュのキュと試し書きをしてみます。続いて別のをキュキュキュのキュ。

う〜ん、この「キュキュ」とこすれる感じが微妙にキライなんですよねぇ私。やっぱこんなもんかなぁと続いて一本。もひとつ一本。

そんな中、「おお!」といきなりしっくり来るブツが飛び出しました。それが写真の一本です。

キュキュ…とひっかかる感じじゃなくて、ズとスの間のような感触でペン先が滑ります。見ると毛筆タッチという文字がペン軸にあるのですが、筆ペンほど露骨な筆跡ではなく、やはりそこはサインペン然としています。

それでお値段105円(税込み)。

こりゃいいなぁと即購入に走ったのでした。

クレジットカードにサインする時とか用にも、ちょうどいいのがないかなぁと思ってはいたんですよね。ちょっとこれはしばらくお気に入りとなりそうです。

ちなみに品名は『MITSUBISHI sign pen リブ MyT-7』。もしなくした時のために、忘れないようメモっとかなきゃ…なのです。