2004/07/01 『インタビューその後』

田舎のじいちゃんが危篤状態になっちゃったので、会えるうちに会っておこうと実家へ少しばかり帰省してまいりました。んで、京都へとじいちゃんの見舞いに行って、その足で新幹線のって、そうして横浜に辿り着き、こんな日記を書いてるわけです。

んで、帰ってきてそうそうメールチェックをしてみたところ、先日受けたインタビューの原稿が送付されてきてました。内容チェックしてくださいということです。

さっそくどれどれと読んでみたのですが…。

かなり偉そうな奴に仕上がってます。え〜うそ勘弁してよな気分。
よく考えたら本のテーマからして「成功者に話を聞く」なわけなので、私のキャラとしては「成功者が成功の秘訣を語りますであるですよ」となってなきゃおかしいわけですよ。そうすると、やはりそこは「成功の秘訣はこれだ!」とか、「これに目をつけない奴はアホだ!」みたいな盛り上げ方が必要となるわけで、なかなかに鼻持ちならない「勘違いしてんじゃねぇぞコイツと言いたくなるような自己主張野郎」な人物像が描かれてしまうようであります。

本としてはわかりやすいだろうけど、それはオレとしてはどうなのよ?と。
これは、自分の思慮があまりにも浅すぎたなと、ちょっと反省せずにはいられません。

本来なら内容には口出しすべきじゃないかなぁと思いつつ、でもこれじゃあまりにデメリットばっかでイタすぎるよクスンとなるわけで、少しばかりはダメもとで軌道修正してもらえないかをお願いしてみようかと考え中。そういやリクルートの会社年鑑の時だって、結局自分で全文章書き直したんだっけと思い出す過去のワタクシなわけですよ。

う〜ん、今後はなんでも安請け合いしちゃうんじゃなくて、「自分にとってメリットはなあに?」ということを、よりシビアに考えなさいねというこれはよいお勉強なのかもしれません。
インタビューって怖いや。


2004/07/09 『新刊のお知らせ』

じいちゃんが亡くなったということで、あわただしく大阪へと帰り、あわただしく京都へと向かい、あわただしく帰路について、あわただしく覆面パトカーにつかまり、あわあわと青いキップをいただきつつ、ようやく横浜へと戻りました。

いや、つかれましたばい。

そんなあわただしいままに過ぎ去ろうとしている今週を、グダ〜っと疲れマナコで見送ろうとしていた私のもとへ、ピコンと一通のメールが届いたであります。来月発売を予定している新刊の、表紙イメージができあがったと、まぁ見てやってくれやと、そういった内容のものでした。

パソコンマナーの掟 表紙イメージそれが、コイツです。
勘のよい方ならおわかりかと思うのですが、NIKKEI.NETさん上で連載させていただいている、まんがで学ぶITの「掟」が単行本化されたものとなります。

実は連載終了まで残すところあと一回となりまして、その日に向かってちゃくちゃくと単行本化の準備が進んでいたと、そういうことなのです。

『今さら人には聞けない「べからず!」集 パソコンマナーの掟』…というタイトルで、発売は8月6日。税込み1,449円となります。
発行は翔泳社さんとなります。担当さんのがんばりもあってオールカラー化が可能となりました。

なんとまぁ、Amazonだとすでに予約も開始されてたりするんですね。これにはちょっと驚きましたです。

遅々として進まないエッセイ系単行本の完成までは、この本が私の食い扶持を稼いでくれにゃいかんわけでありまして、うすら固まっている出版予定4冊のうち、その先鋒をつとめることになる書籍でもあります。
あとに勢いをつなぐという意味でも、そもそも食いつなぐという意味でも、是非売れて欲しいなぁと。できれば「オールカラーにしても十分もとが取れた」と言ってもらえる売上をはじき出して、以降の仕事へとつないでいきたいとか考えてたりしています。

是非ともよろしくお願いしますですと、宣伝なのでありました。


2004/07/12 『ゲラチェック完了』

8月頭に出る予定の新刊本。これの第一校が出たということで、ゲラチェックなるものをしてまいりました。
つってもプリントアウトされたものに赤入れするだけなんですけどもね。しかも今回は連載中にいったんチェックをくぐり抜けている原稿ですから、たいして直しが入るわけもなく、けっこうすんなりと終わりました。

さてさて、そうして赤入れしたものを受け取りに担当さんがいらっしゃって、ついでに細々とした打ち合わせなどをするわけです。
特に今回は中身に使用する紙なんかも、「これこれこんな肌合いの紙がいいな〜」などと要望を出してたために、その見本紙を持ってきてくれたりなどして、「ほうほうこれがこうなるのですか」「ふむふむそうですか」などと、なかなかに話す内容も業界チックです。

ちょっとクリームがかったざっくり柔らかい印象の紙でねぇ。ほぼ希望通りとあって満足満足。

しかもですね、表紙+帯の見本なんかもあがってまいりましたですよ。
こちらはまだ正式な紙ではないですし、いわゆるUV加工ってんですか?要はドラゴンボール完全版みたいなエンボス加工でお願いしているわけなのですが、そんな加工も当然のことながらしてありません。あくまでも印刷見本ってだけのもの。

でもですね、これがかなり「イイじゃない!」と、見れば見るほど気に入ってきている今日この頃なのであります。これで加工が加わった日には…。
今から仕上がりが楽しみでしょうがありません。

7月末には見本誌もあがってきますよという話なので、祝杯用のシャンパンでも買い込んで、きたるその日を待ちたいなと、そんなことを思うのでありました。


2004/07/14 『ぶっとびHDD』

ここ数日、「すいっちょんすいっちょん」と鳴き始めていたHDDくんが、とうとうお亡くなりになられました。これがシステムDISKだったもので、同時にメインマシンくんもお亡くなりになったわけでして、電源をONにすると「シャコ…シャコ…」なんて悲しいメロディを奏でるのみなのであります。

一応ヘンな鳴き声を出し始めたあたりでバックアップはとっておいたし、HDDの注文も出しておきました。なのでそれが届いたら新しくシステムをセットアップしなおして、めんどくさくはあるけれども完全復帰だよかったねぇとなるわけで、あんまりダメージというのはございません。
ヤバい!と思ったからイラスト描き系の仕事も先に済ませておいたしね。狭い画面に我慢さえすれば、当座のお仕事は全部ノートパソコンで片付いちゃうわけですよフハハハ。

「オレも随分と、用意周到になったもんだなぁ」

なんて悦に入ったりするわけですが、ここでまたもや悪い癖が顔を出しはじめています。

特に必要があるわけでもないのに、新しく注文を出したHDDは、なぜかSerialATAの奴で、なぜにキミはわざわざ再セットアップの労力を増やそうとするのかねと思わないではありません。
そんでもってさらにはですね、これはよい機会だからLinuxサーバくんの再セットアップもしちゃおうかしらと思ってたりなんかしてね。いやシステム温度を取得するとか、UPSのUSB接続を有効にするとかのために、ちょっとカーネルのバージョン上げたいなぁと思っている自分というのがいて、だったらディストリの新バージョン入れちゃえよという自分がいて、ついでにFTPサーバも別の奴に差し替えようぜなんて企んでいる自分がいたりするのです。

なぜキミは、素直に現状復帰では満足できないのかね。

そう自分に問いかけた時に、「ああ、これってあることに似ているなぁ」と気付きました。

「超回復」

これですね。怪我やなんやかやのとき、修復の過程で、より強く身体を再構築しようとする、人体のフシギという奴です。
そう考えると、自分の性分というものは、人としてとてもまっとうな本能に基づくものだったんだなと、安心したりなどするのでありました。


2004/07/19 『なんかインタビューづいてるな』

今日は「週刊 SPA!」という雑誌でインタビューをお願いされてたので、またもやノコノコと駅前までお出かけです。とはいえ、前回のモノと関連した連動企画のようなので、別にこの雑誌社が自分に目をつけて「むむむ、これはお話を伺わねば!」などといったものじゃあございません。

やっぱり連動企画ってことで、話の内容は前回のと同じ中身。書き手は異なるので、違う味付けにはなるんでしょうけども、ところどころ「ああ、ここは威勢よく成功談を語って欲しいとこなんだろな」とか、「ああ、ここはわかりやすい転機ってもんが欲しいんだろな」とか、「ああ、ここはすげえもうかってるぜウハウハな答えが欲しいとこなんだろな」とかいったポイント部分はやはり共通です。

んでもって、「そんなことは何もないよ」ってな回答をするのもこれまた同じ。
普段聞く側に位置する自分なわけなので、できればバッチリはまる回答をしてあげたいとは思うものの、その回答がひとり歩きして、自分の人格として世に出てしまうと考えれば、やはりそうそうデタラメなことも言えません。

ところでこういった取材に応じると、普段知り合えないライターさんと顔をあわせることになるわけで、しかもそれが今回のような一般誌の雑誌社となれば、それはまったく業界違いとなるわけで、そのあたりは結構楽しい部分だったりもします。
やっぱりね、水が違えば食い物も違うんだなというかですね、似て非なるモノっていう世界があって、なかなか楽しかったりするのです。

この取材の結果というのは、7/27発売の号で載る予定みたいです。って来週じゃんね。
さすが週刊誌というのは、おそろしいペースで仕事が進んでいるんだなぁと、ちょっとおののいたりもするのでありました。

しかし先日から妙に取材づいているようで、実は来週にも一本取材依頼を受けていたりします。
今度は「仕事とパソコン」という雑誌。SEという職業について話を聞かせろやコラァという内容らしいです。


2004/07/28 『続・インタビュー』

火曜日発売の「週刊 SPA!」が自宅へ郵送されてきて、先日受けたインタビューの顛末が記事として掲載されてました。その特集最後を見ると、さらにちょっと前に受けたインタビューが掲載予定の書籍も載っていたりして、「ああ、あの時の書籍はこういう名前に決まったのか」と思うことしばし。

それはまぁそれとして、今日は今日で、さらに別の取材を受けてまいりました。やっぱり最寄り駅まで来ていただいて、近所のファミレスでどっこいしょなのです。

「仕事とパソコン」という名の雑誌取材で、題材はSEの悲惨な生活ぶりをってことになんのかな、まぁそんな話です。
やってきたのは女性記者さんなのですが、なんとこの人も以前は同業者であったことがあるとかで、結構専門用語がとびかったりなどしても、余裕で理解してもらえるのが驚きであったりいたしました。

しかも聞いてると、「給与が最後は分割払いになった」なんて、いやいやアンタこそ悲惨な体験をお持ちじゃないですかと笑えることしきり。 なんつーか、似通った規模の会社で七転八倒する同業者さんというのは、すごく話が早いんですね。そっちの業界の人と会話するのもひさしぶりだったので、飽きることなく話はすすんで、あっという間に二時間以上が過ぎていきました。

ところでやっぱりこういう話をしてて強く思うのが、「悲惨ですねぇ」と言われる体験であるほど今の血肉となってる部分が多いってこと。ネタという意味でも、ふんばりがきくという意味でもね。
若いウチの苦労は買ってでもしろというけれど、やっぱ体力のあるウチに多少の苦労はしておいた方がいいのかもねと、今になって思うのでありました。

でもね。

苦労させてくれた方々に対しての、感謝の気持ちとかはありませんよ。