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昨日書いたように、IR3-USB2というUSBメモリカードリーダを購入して、こりゃあ便利になると思ったのも束の間、不具合出まくりでどうもよろしくないことになってました。
結局、ブルースクリーンを引き起こす直接の原因になってるくさいLANドライバを最新へと置き換え、メモリカード部分のUSB端子を、マザーボード上ヘッダピンの1-3-5-7-9ピン側に挿すことで、どうにかこうにかメモリカードが読めて、OSも不安定に陥らないという成果を得ていたのでした。
しかしですね、単に2-4-6-8-10ピン側をスルーして出してきているはずのUSB2.0ポートがどうもよろしくありません。ここに何らかのUSBデバイスを接続するだけで、メモリカードリーダ部分はUSB1.1へと成り下がってしまうのです。試しにとUSB2.0デバイスをつないでみたけど結果は同じ。どうもこのポートはUSB1.1でしか使用できないらしく、接続するともう片方のメモリカードリーダ部にまで悪影響を引き起こしてしまうのです。
それでもこの状態で安定してるんだからもういいか。
そう諦めようとしてたんですね。そう諦めようとしてて、ふと目に留まったものがあったのですよ。それは何かといいますと、ケースに最初から設置されていたUSB2.0ポートブラケットの、マザーボード接続端子。これがな〜んとなく気になったんです。
もともとこいつをつなげていた状態だと、何も不具合なんてなかったんですね。実際に取り出したポートへデバイスをつないでみたことはなかったんで、問題ないと言い切れる確証はないですが、何となく問題出ないんじゃないかなぁ〜って気がするんですよ。
それで、まじまじと端子部分を見たところ…、9番ピンが埋められていて、そこへ行くと思われる線が、10番ピン側にまとめて挿されているのです。
明らかにこの配線方法は、今回購入したメモリカードリーダの接続端子とは異なります。あっちはUSBポート用とメモリカードリーダ用に接続端子が分けられていて、それぞれ5本単位でまとめられているのです。
なんだかこの9-10番ピンに、今回の不具合を引き起こす秘密が隠されてるような気がしてなりません。
何よりも、本来独立してんだろって思うUSB2.0ポートとメモリカードリーダ部分が干渉しあうのも何か腑に落ちないものを感じます。そうそう、よく考えてみたらメモリカードリーダ部分を2-4-6-8-10ピン側へ接続した時などは起動すらできなくなってたんですからね。
そんなわけで、マザーボードのマニュアルとIR3-USB2のマニュアルを引っ張り出してきて、お互いがどういったピンアサインとなっているのか再度詳しく検証してみることにしたのです。
そしたらですね。
大すじでは双方同じピンアサイン、9番ピンはemptyピンとなっておりこれも一緒。ところが10番ピンの扱いだけが、どうも両者で異なりを見せているのです。
マザーボード曰く、「10番ピンはUSBOC」という信号用のピンなのだとか。ってこれが何なのかわかんないですけどね。しかし少なくとも、IR3-USB2が想定している「10番ピンはGND」って解釈とは明らかに違うと思えるのです。
もしこの予想が正しいとすれば、10番ピンには本来マザーボードが想定しているのとは違う信号が送り込まれていることになります。そうなりゃ当然まともに動作するはずないわけで、2-4-6-8-10ピン側へ接続した側でのみ不具合が発生するという現象とも思いっきり合致するわけですよ。
これだ!
USBOCが何の役割を果たしているのか確証がないので、いまいち頼りなくはありますけど、ともかくIR3-USB2がそのピンを正しい用途で使っているとは思えません。
ならばケースについてたように10番ピンへ線をまとめるよう真似するよりも、いっそ10番ピンに回っている線を削除してしまう方が確実だと考えました。
だって10番をGNDだと見なしてるんであれば、8番もGNDなんだからそっちだけで事足りるでしょ、って思えたんですよね。
そんなわけで、上の写真にあるように10番ピンに刺さっている線を引っこ抜いて、ケーブルにくくりつけ、その状態でマザーボードへ接続してみたのです。
結果は大成功。
表に出てるUSB2.0ポートに対して、USB1.1デバイスをつないでも、USB2.0デバイスをつないでも、何の問題もなく認識してくれるようになりました。起動時の不具合も当然なしで、メモリカードリーダもUSB2.0接続のまま快適に利用できています。
我、糞メモリカードリーダに勝利せり!
そんな気持ちにも思わずなってしまおうってもんです。
久々にハードウェアの不具合と対戦したもんで、すっかりめんどくさくて放置しようとしてたのですが、やっぱり自分で原因を推測して解決した時というのは気持ちの良いものです。
世に数多あるメモリカードリーダたち。別製品で今回と似たような不具合の話も聞いたりするんですけども、それはひょっとしたら製造側でピンアサインをわけのわからない解釈をしてしまっていることから引き起こしているのかもしれません。
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