2002/06/03 『盗難防止用ボルト』

バイクのリアサスといっしょに取り付け用のボルトまで持ってかれてしまったため、念願のオーリンズ製サスペンションを手に入れたはいいものの、組み付けることができないままもんもんと過ごす。
そしたら注文していたバイク屋から「入荷したよ」と連絡が入ったため、受け取りに行って、ようやっとバイクを復活させる準備が今日整ったのでした。

だけどもね。

これでこのまま取り付けたって、また狙い撃ちされて盗られちゃうんじゃなかろうかと、やっぱ不安になるわけですよ。
少なくとも前と同じ状態で置いといちゃあ、ほんとバカタレにお布施を払い続けてるようなもの、わざわざエサを目の前にぶらさげてやるなんて行いはとるべきではないでしょう。

かといって高価な防犯装置を買うだけの予算はすでになく、安価でありながらも効果的な対策がもとめられてくるわけですよ。
そこで目をつけたのが「盗難防止用のボルト」。普通の工具じゃはずせないようになっている、ちょっとイカしたボルトです。トルクス(星型ね)のボルト中央に突起があって、専用工具じゃないとどうにもなんないとか、そういったもの。
バイク雑誌の広告見てると、防犯ってカテゴリによく出てたんで、ひそかに目をつけてはいたのです。

そんなわけで、バイクはとりあえず放置。入荷したボルトを受け取って、そのまま近所のラフ&ロードってパーツ屋さんへお出かけすることに。
ところがそういった特殊なボルトって、本当にいかにもボルトって感じの奴ばっかりで、どうにもサスペンション用のボルトと代替できそうなものが見当たりません。店員さんに確認してみるも、やっぱり「ない」と連れない返事がかえってくるばかり。

今度はNAPSって店に行ってみて、それでもなかったら…。
あきらめるしかないのかねぇ…。

ヘタすりゃボーナス時期までバイク復活はお預けになりそうなのでした。


2002/06/04 『アルミのネットアンカー』

さてさて、結局NAP'Sに行ってみても、やっぱり「ぴったり合う」盗難防止用のボルトはなし。

何が問題かと言うと、まずはボルトの長さ。これが純正は17mmのものを使ってるのだけど、盗難防止用のボルトでは15mmか20mmのものしかありゃしません。
2mmくらい短くたっていいだろう、とは思うものの、店員に言わせると長めのものを買って、間にワッシャを何枚かはさむことで調節する方がいいとか。
そりゃ確かにそうか。

もういっこ問題なのが、ボルトの傘部分の直径。
これがサスペンションのゴムブッシュを覆うようになっているので、やっぱり普通のボルトよりも大きな形になっています。当然ながら盗難防止でそんなボルトはない。

まぁ厚めで大きめのワッシャを挟むことでですよ、何とかなるかもしれないですよ。
でも、そんな穴埋め的な意味しかない部品にあんまし金を出したくないというか、それって何かイカしてないよねとかわけのわからないこだわりがもたげてきます。

そこで考えました。

普通のボルトが使えて、それでいてちゃんとサスのゴムブッシュを覆ってくれる。
しかも、それ自体がなんらかの意味を持ったパーツである。
できれば昔からちょっと欲しいと思ってたもの。

なんかなかったっけ。
なーんかあったような気がするんだよなぁ。

アルミカラード マニシングネットアンカー8mm店内でひたすら考えて、考えて考えて考えて、やっとこさ思い出したのがコレ。
リアサスペンション取り付け部のボルトをこれに付け替えることで、荷物を積むときに使うネットのフックをひっかけることができるようになりますよ〜って品物。

どの型からか忘れたけども、CB400SFはリアサスの取り付けボルトが最初っからこのタイプに変わってて、とてもうらやましかったのです。

これならば実用的だし、使ってあるネジは実に普通サイズ。同梱されているネジと差し替えのきく盗難防止用ボルトは絶対売ってるはずです。
しかもアルミパーツってことで、何となくドレスアップ効果もあり。

無駄にワッシャをはさむ必要もなく、盗難防止措置を図るようにもできて、さらに実用的とくれば、一石二鳥、いや三鳥とも言える妙案。我ながら頭の冴えに驚きを隠せません。

とりあえずウチのバイクに使えることを確認して、その後でこのボルトの長さをチェックして、それから盗難防止用のボルトを買ってくることにしよう。
そう決心してバイク屋を後にしたのでした。

そしたらば「らくがき帳」に(株)アヅマネジなんて会社の情報が。
これもまたイカしてます。後はここで通販したらいくらになるのか確認して、バイク屋で買うなり、通販で入手するなり決定したいと思います。
なるべくトルクレンチが使える状態にしたいので、アヅマネジで買えた方が便利そうなんすよね。

何はともあれ、これで解決に近付きました。
あ〜、すっきりした。

ほんとここ数日はこれのこと考えてばっかだったもんなぁ。
これで頭がいっぱいになりすぎて、日本×ベルギー戦を見逃したことだけが悔やまれますけども…。
あ、思い出したらますます悔やまれてきちゃったよ。くすん。


2002/06/06 『古巣に行ったのだ』

お仕事をくれるという話で、以前勤めていた古巣のソフトウェア会社へとノコノコ出かけてくる。
やぁ懐かしいなぁとかつての通勤経路を辿っていると、さらにその前に在籍していた会社の重役とすれ違う。おや、これまた懐かしい。
風の便りに聞くところでは、雪だるま式に増えた借金を煙に巻くため、新規に会社を興して内部の人員をそっちに移そうとしてたとか何だとか、相も変わらず大変そうな話だったのだけどもお元気なのでしょうか?
そんなことを思いながら、あえて声はかけなかったのでした。

そうこうするうちに古巣へと辿りついて、お久しぶりですとか何とかいいながら会議へ突入。
要求仕様自体が雲をつかむような話だったので、そこをみんなで明確にしながら話をつめていくこと数時間。予定の時間を大幅にオーバーしてようやっと終わった頃にはとっぷりと日も暮れてしまっていたのでした。

その後はこの古巣で直接の上司だった人と新橋あたりで飲むことに。

この人も、今はもう親会社へと帰任してしまい、新しい場所で必死のチャレンジ状態となってます。なんだか脳細胞をフルに活性化させないと厳しい環境らしく(体力ではないとこがミソ)、それはある意味良かったではないですか、などとなんだか活力に満ちた話をウラウラと交わし、グビグビと酔っ払い、気が付けば終電間近。

なんとか東海道線の終電には間に合って、横浜で待ち合わせている横須賀線終電に飛び乗って、フラフラしながら家に辿りついたりしたのでした。

こんな感じでひさびさに何やら懐かしい1日を過ごしてきたわけですが、そんな自分の近況はというと、いよいよ産休に入りだしたかみさんと、毎朝散歩しては近所の公園で買ったばかりの揚げたてカレーパンをほおばる日々。
ぼーっと気持ちよい日差しを浴びながら木々が揺れるのを眺める姿は、はたから見ると完璧に隠居しちゃった老夫婦なのでした。


2002/06/12 『サッカーやりてぇぞコノヤロウ』

盗難防止用ボルトをラフ&ロードってバイクパーツ屋で買ってきて、オーリンズのサスをぎっちりと留め、これでようやくサスペンション盗難物語も一段落。
あとはオーリンズのサスをちゃんとセッティング出して、前と同等かそれ以上の感触を我が尻に味あわせてやるだけなのです。
とか思ってたら梅雨入り。
なんでかなぁ、これからが本番だったのに。

などとバイク関係ではいまいちノルにノレないなんだか微妙な星回りになっちゃってるわけですが、ちょうど興味が他所にうつってたとこだったので、そんなにイタくもありません。
なんといっても時代は今ワールドカップ。

にわかベッカムファンとして、イングランドを見守り。
にわかサッカーファンとして、かみさんにウンチクをたれ。
にわかミーハー野郎として、ポルトガルを応援する予定でいます。ごめんなさい韓国。

そんでもって何故だか今の物欲は、一直線にFIFA公認サッカーボールへと向かっている三十路前の夏。
あー、サッカーやりたい。やりたいったらやりたい。なんかとにかくボールを蹴りたい。
でも球技がとことんヘタくそな自分には、そんなもんやる相手もいないんですけどね。

仕事の方はというと、あいも変わらず書籍の企画なんかはぽしゃり続け、まぁ芳しくはない状況な昨今。けれどもおかげで14日は何の憂いもなく日本戦にはまることができるわけで、これはもう神の思し召しなんだと納得して、昼間っからビール片手に大騒ぎするしかないでしょう。

日ごろ入金の予定を見て冷や汗をかいてる分、特権はおおいに生かさなきゃね。なーんて思う今日この頃なのでした。


2002/06/13 『いよいよ明日は日本戦』

今日も今日とてワールドカップ観戦。イタリアにはちょっと冷や汗が出たものの、なんだかんだと魅せるとこは魅せて、予定調和的な終わり方でなんとか決勝トーナメントに進出。

これでイングランド、イタリア、ブラジルはとりあえず残ってくれたわけで、にわかミーハーサッカーファンとしてもほっと胸をなでおろしたりなんぞするわけです。

あとは明日、日本がチュニジアを粉砕してリーグ1位で通過して、ポルトガルが韓国を粉砕して決勝トーナメント行きを決めてくれればいうことなしざんす。
韓国はねぇ、最初は応援していたものの、スケーターのまねなんかして、それをまた韓国のファンが支持してるのを見た時から「イヤな国」という印象にかわっちゃいまして、それでもう見たくないから消えてくれていいよなんて考えに変わったのでした。

こっちはサッカーという舞台で威信を賭けて戦ってる人たちが見たいわけで、へったくそなスケート芝居なんか見たくないのですよ。なんかあのシーンって小学生がおどけてるって感じで非常に幼稚でかっこわるいものに感じたものです。
件の選手が観客席にいたりなんかしてね、その人に対してガッツポーズしてたりするのだったらば別にいいんだけどね。

ところで今回のワールドカップ見てて思うのは、これからさらに日本のレベルも上がるんだろうなってこと。
モノホンのテクニックと、サッカーで一流選手になることの誇りみたいなものを目の当たりにするんだもの、ウチらの世代が「行くぞ岬くん」「こいっ翼くん」なんて走り回るのとはまったく得るもののレベルが違います。

ドライブシュートは地面をえぐりながら撃つことでより強力なドライブをかけることができるだとか、ドリブルは人を吹き飛ばしながら駆け抜けることが最強でありかっこよいだとか、そんなエセ知識じゃありません。

そう考えると、本物に触れ続けることで伸びる力と、具体的な目標があるってことはすごく大きいなと思うのです。
したらば本物に触れて身につけた力を、日本でJリーグという具体的な目標を持たせるために尽力したカズって存在はやっぱえらいよなぁなんて思っちゃうのでした。

Jリーグ発足の時におこったブームは大っ嫌いだったんでまったく見向きもしなかったんですけどね。今はそう思うんですよ。
にわかファンの戯れ言なので間違いたっぷりかもしれませんけども。

ただひとつだけ。ドーハ組は大きな功労者だと思うんだけど、それでもひとつだけ言わせてください。
ゴンはもう出さないでいいと思います。


2002/06/14 『祝!決勝トーナメント進出!』

日本が勝利!それも2-0なんていう文句なしのスコアでチュニジアを下しての、堂々リーグ1位。めでたく決勝トーナメントへの進出が決まりました。

もうテレビを見ていて大騒ぎ。前半終了前などは疲れたのか動きが悪く、こりゃどうなっちゃうんだろう…などと不安になったものでしたが、後半に入ってからやってくれました。
1点を先制した後も中田ヒデのナイスなヘッドでだめ押し点。危なげない試合運びで見事に勝利の瞬間を見せてもらうことができたのです。

いや、めでたい。
決勝トーナメント以降も比較的クジ運に恵まれた組み合わせのために、いよいよ期待は大きくふくらんでとどまることを知りません。
まだまだワールドカップは存分に楽しませてくれそうだとご満悦になることができて至極満足なおやつの時間なのでした。

ところが。

ところがですよ。
夜の中継で、ポルトガルが韓国に敗退してしまったのです。

慎重な試合運びに、なんでだか精彩に欠くフィーゴの動き。
そうこうするうちに「うっそぉ!」ってな感じで一発レッドをくらっての退場劇。
しょうがないから守備固めして引き分け狙いしようかとFWとDFを交代した途端に点を取られちゃうし、さらにもう一人退場くっちゃうしで、もう泣きっ面に蜂というか、そんなんされたら勝てるわけないじゃん状態。
なんたって一番の点取り屋は引き分け狙いに転じた時点で引っ込めちゃってんだから分が悪すぎです。

さらには追加投入したゴメスちゃんは決定的なパスに対して空振りしちゃったりと役立たず。
結局、1点が取れずに敗退ということになっちゃったのでした。

韓国が唯一取った1点は、文句のつけようがないくらい良いシュートだったので、こりゃアンタ敵ながらあっぱれって感じなのですが、たった9人で猛攻を続けるポルトガルの姿が目に焼きついて離れません。
最後なんかキーパーも相手ゴール前まで駆けつけて攻撃に参加してたんですから。

それだけ不利な状態ながらも多くのチャンスを生み出して、ほんのちょっとの運の差でゴールを奪えずに終わってしまったポルトガル。
その姿の前に日本勝利の喜びも、ちょっと半減しちゃったりなんかする夜なのでした。


2002/06/17 『プー来訪』

プー近影。おでこのラインがキュート。かみさんの実家がガス工事だとか何だかで、その間プーをこっちで預かることになりましたとさ。
ってなわけで、我が家に数日の間ロングコートチワワのプーがお泊りにくることとなった。

さて、やってきたのはいいものの、あいかわらずわがまま。
どうわがままかというと、視界の中に全員揃ってないと落ち着かないのだ。

誰かが(といっても2人しかいないんだけど)部屋から出て行くと、じっとドアの方を向いたままお座りをして動かない。そのまましばらくほったらかしにすると、その場所でふて寝をしはじめる始末。
そうかそうか寂しいか、なんて部屋に戻ってみると、さしてじゃれつくわけでもなく、とっとと自分の場所に戻っておもちゃをかじり出す。

でも視界から消えると、またク〜ンク〜ンなどとドアにへばりつき、戻るとそっぽを向いて自分の好きなことをしはじめるのです。

ただいま遊び中。至極ご満悦の様子。ひまになると前足でじゃかじゃか人をひっかきだして遊びの催促。
遊んでやると疲れたというそぶりで居眠りを開始。

でもいなくなるとまたク〜ンク〜ンとエンドレス。

おちおち仕事部屋にこもってもいられません。

そんなプーの楽しみは、何と言っても「食うこと」、これにつきます。
人が食ってるものは全部オレのもの。冷蔵庫に近づくとお座りして目を輝かせ、ビニール袋のガサッという音が聞こえると落ち着きをなくし、常にどこかに食料がないか徘徊するのが常なのです。

とりあえずビールはいけるクチです。
日本酒もOKです。
たまねぎは身体壊すので厳禁です。
刺身のツマもたいらげます。
アイスクリームもおいしいらしいです。
緑茶やコーヒーも大好きです。
肉類なんてクセになって大変なのです。

遊びつかれたら、居眠り開始。そんな性分も手伝って、チワワのくせにチワワらしからぬ体格に育ち、昔はあんなにか弱かった尻も、大きく立派に育ちました。
まさにテレビまくらとしてジャストフィット。

性格的に、犬というよりも猫にちかいような気がしないではないですが、まぁかわいい奴ではあります。
せっかくこんなかわいい奴がきてくれたのだから、明日のワールドカップ日本戦は、かみさんのかわりとして晩酌につきあってもらう予定だったりするのでした。


2002/06/18 『あ〜、ダメだったね』

期待に胸を躍らせてはじまったワールドカップ決勝トーナメントの日本×トルコ戦。
なんだかバカらしくなるほどに、がっかりな試合内容だったのでした。

1点を追う展開にもかかわらず、最後の最後までポルトガルのような必死さは見られず、時間もないというのにダラダラと動く選手たち。
ゴールに押し寄せようという気迫も感じられず、ゴール前でパスをうけてもゴールなんて狙いもしない。

他国との比較だけじゃなく、日本だけで見ても、1次リーグのような集中力さは欠片もなくて、相手にパスしちゃったり、警戒心の感じられないもったりとしたパスミスばかり。
そもそも先取点を取られた時だって、相手のコーナーキックでゴール前にボールが上がってきてるのに、誰一人としてジャンプすらしてないというのはどういうことさって感じ。
ヘッドの高さがどうこういう前に、ジャンプしてないんだからそりゃあ余裕で相手も決めれますやね。

やっぱり1次リーグ突破で一旦リセットがかかちゃった気持ちは、なかなか臨戦態勢には戻せなかったのかなぁと思う試合運びでした。
それでもまぁベスト16。
今の日本の現状からすれば、この結果自体はできすぎなわけで、逆にこんなんでベスト8にまで進んじゃあ他国に失礼だとも思うんで、残念ではあるけれども納得する結果だったりします。
ただ、逆に対ブラジルとかになってれば、イヤでも気持ちが引き締まって結果的には良かった(負けは負けだろうけど)のかもしれないと思うのですが…。

そうそう、采配的にも「なんで?」と思っちゃうことばかり。

なんで柳沢がいないのか。
なんで西沢なんかが出てるのか。
なんで三都主を前半だけでひっこめちゃうのか。
なんで稲本を前半だけでひっこめちゃうのか。

少なくともシュートをはずしたってヘラヘラ笑ってられるFWは、ワールドカップという場においては絶対使わないで欲しいなと思いました。

イングランドのように、ベッカムがボールを持った途端にひたすら前線へダッシュするFW陣。
アルゼンチンのように、シュートをはずしたらこの世の終わりかと思う程の悔しさを滲ませるFW陣。

結局のところ、技術うんぬんを言う前に、そうした姿勢的なものが特にFWに関しては足りないように感じたものです。
なんか見てて中田ヒデがかわいそうだな…と思ったりして。

それでも、たまたま最後の試合に一番悪いとこばかりが出てしまっただけで、ここまで楽しませてくれた日本チームに関しては、やっぱり終わった今としては「お疲れ様でした」という気分であり、また4年後にどんなサッカーを見せてくれるのか非常に楽しみであったりするのです。

ところで試合が終わった後の、岡田旧監督の談話。
あの人ってホントに監督だったんすかね?サッカー知ってて話してんすかね?
決定的チャンスがいっぱいあった?向こうなんかどこに蹴ってんだかわかんないようなプレイばっかだった?内容的には勝ってた?

この人にだけは代表監督になんかなってもらいたくないと思うに十分な、最低のコメントでした。

さて、夜になると今度は韓国×イタリア戦。
まぁ、ポルトガル戦に引き続きやってくれましたねってな感じ。

試合自体は「ハンデ付き」って条件ながら非常に手に汗握るものだったし、日本にはなかった気合いがビシバシ感じられて、「韓国強い!」と素直に思いましたよ。

でもね。ハンデ付けすぎ。

一見白熱した攻防に見えた良い試合だったんすけども、トッティの退場ですべて台無しになったです。これで完全に見る気を失いました。

まじで「そこまでするか」と、ワールドカップを見てて、ここまで胸クソ悪い思いをするとは思いませんでした。
フィーゴ、トッティ、滅多に目の当たりにすることができないであろう一流選手たちが、次々と韓国の前に消えて行ってしまいます。
イングランドとブラジルが韓国と別ブロックで良かったと、ホントに心から思うのでした。


2002/06/19 『一夜明けて』

昨日のワールドカップから一夜明けて、「サッカー発祥の地は韓国」だとかいう寝とぼけた発言や、「アン・ジョンファンはイタリアから追放」ってなオイオイオイとかいう発言が飛び出したりなんかしてるようです。

韓国に関しては、まぁ情報統制がしかれちゃってるみたいなので、正しい情報なんて与えられるわけもなく、両極端に偏った情報の中から話半分でパーツを拾い集め、自分なりの考えとしてまとめるしかありません。
そうして幾分冷めた頭で考えれば考えるほど、「みんなかわいそうだよなぁ」というなんだかやるせない気持ちになってしまいました。

「非国民」、「国威掲揚」、そんな単語が思わず脳裏をよぎってしまう試合会場の光景。審判にしても、韓国の選手たちにとっても、「へたなマネはできない」と思わせるに足るものがあります。
そりゃあ必死にもなるし、笛も曇るでしょう。

ところで自分と同じように、ワールドカップではじめて韓国に関して嫌悪感を持つようになった人って絶対いると思うのですよ。
韓国の選手自体はちょっと手酷いプレイだなと思う部分もあるけれど、総じて気持ちの入ったいいプレイをしてたように思えます。なのに嫌悪感を持たれてしまう。
さらにはイタリア出入り禁止、ペルージャ解雇なんてことになってしまう。

これって、「あんな国の選手はいらん」ということですよね。
それは選手として大きな不幸だと思うのですよ。

そして「あんな国」として扱われるようになってしまうこと自体、韓国にとって不利益しか生み出してないんじゃないかとも思います。

日本で情報統制がしかれてるのと同様に、いやそれ以上に韓国では自国賛美なことになってるんでしょうか。
勝ち進めば進むほどに悪評が高まって、でもそれに自分達は気付けないとしたら…。こんな悲しいことはないです。
自分たちを律するための、第三者からの目というものを持てないのですから。

韓国という国の人たちが昔の日本のような、いわゆる大日本帝国と同じでないとしたら、誰かが得をするためにこうした現状を生んでいて、国内に流れる情報はそうした方向を向くようにされているってことですよね。

FIFAの副会長を務める韓国人の方は、今回の功労から次期大統領におされているだとか。

自国が孤立して、選手達の将来が閉ざされて、仮りにそんなことがあったとしても意に介さず自分の利潤だけを追求する。そんな風に誰かさんの思惑から色んなことが歪められていたとしたら…。
そう思った時、「みんなかわいそうだよなぁ」という気持ちになったのです。

テレビをつけるとムネオムネオのオンパレード。
ある意味タイムリーだよなぁなんて思ったりするのでした。


2002/06/21 『ブラジルつえぇ』

今日は事実上の決勝戦とか言われるイングランド×ブラジル戦。
とうぜんにわかベッカムファンの自分としては、イングランドに勝利して欲しいところ。これまで見てるうちに、ファーディナントやアシュリー・コール、オーウェン、ヘスキー、シェリンガムといった他のメンツに関してもすっかりお気に入りです。
今じゃあベッカムよりもGKのシーマンが心を捉えて離さない始末。

とはいえブラジルの攻撃力も魅力です。
イングランドの勝利は願うけれども、ロナウド、リヴァウド、ロナウジーニョにもしっかり見せ場を作って欲しい。
あぁ、でもそれはファーディナントがやられてしまうということで、シーマンががっくしすることであり、見たくないけど見逃したくないという非常に複雑な心持ちであったりするのです。

そんなわけのわからんことを考えてるうちにキックオフ。

やや慎重なブラジルの出だしながらも前評判にたがわぬ緊迫感ある展開。
そうこうするうちにブラジルのミスをオーウェンが見逃さずに先取点ゲット。
最高です。最高っすオーウェン。
その後は目を覚ましたかの如く、イングランドの固い守りを切り裂こうと押し寄せるブラジル。
攻撃をはじき返し、するどいパスをつないで瞬時にチャンスを作り返すイングランド。
まさに一進一退というに相応しい、目を離せない展開が続きます。

前半終了間際のロスタイムでは、とうとうロナウジーニョがスピードにのったドリブルでイングランド陣営を切り裂き、イングランド守備陣がなんとか止めようと誘い出されたところをリヴァウドへ文句なしのパス。そして正確なシュート。

同点に追いつかれたのは残念だけども、そうしたプレイを見れる嬉しさで後半戦への期待は高まるばかり。
前半戦は本当にお互いの魅せ場が用意された、ほんとうにすばらしい試合でした。

ところが後半戦、こんなに良い試合がまたも審判の手によってぶち壊しになってしまいます。
ロナウジーニョが驚きのフリーキックを決めてイングランドに対し1点のリードを奪った後。どう見てもせいぜいイエローだろうというプレイでレッドカードを切られてしまったのです。

一気に緊迫した空気もぶち壊し。
しかもこれがブラジルの守備固めを誘う結果となって、結局攻撃力というブラジルの魅せ場と、カウンターというイングランドの魅せ場が姿を消してしまい、そのまま、この試合はイングランドの負けで終えてしまったのでした。

後半戦もレベルの高い試合だったんだろうとは思うんですが、それまでがおもしろすぎたからねぇ…。

そんな感じで色んな意味で残念な結果となってしまいましたけども、試合終了後にシーマンがベッカムに慰められる姿、手を叩きながらサポーターに応じてまわる痛々しげなベッカムの姿。
そして両軍ともに「熱戦を終えた」とエールを送りあっている姿がとても印象的でした。

ひいきのチームが負けたことは悲しかったけど、気持ちはなんかすがすがしいんですよね。とにかく両軍に拍手を贈りたいというか、イングランドのサポーターが「あの選手達を誇りに思う」と目を腫らしながら言ってる気持ちもわからんではない、良い試合だったんだと思います。

そして夜はドイツ×アメリカ戦。
自分の中では勝手に「げんぞう」と名付けてる名GK、ゲルマン野郎のカーンが出てきます。
やぁ、アメリカ強いね。でも「げんぞう」も凄いよ。凄い凄い。

そんな良い試合だったと思います。

なんですけどね。
やっぱあの国はどうにかならんですかね。
あちこち空きの目立つ観客席。かろうじて座っている観客も、むりやり動員されてきたような学生服の群れ。なんですか?学徒動員ですか?
そいつらがアメリカ国旗を振ってるのはまぁいいとして、何故か韓国旗もパタパタ全員で振ってるし。「テーハミング、テーハミング」とかいって大韓民国コールの合唱してるし。

試合よりもそっちが気になって、どんどん心がどす黒くなるのを感じました。

英語表記じゃあ北朝鮮がNorth Koreaで、韓国がKoreaなんだよね。
なんかよくわかったよ、もういいよって感じ。


2002/06/22 『4強確定〜』

トルコ×セネガル戦。
良かったらしいっすね。燃えたみたいっすね。
横になって見てたら、序盤の決定的シーンでの空振りとかで眠くなってきて、いつの間にやら寝てしまってました。
だってラストパスまではかなりいいのが続くのに、全然それがシュートへとつながらないんだもん。そしたら何か目がトロ〜ンとね、しちゃったのですよ。

ところがあとでダイジェスト見たら、かなり熱戦でやんの。
う〜ん…、残念。

昼間の韓国×スペイン戦はというと、こちらはばっちり見てました。
勝ちましたねぇ韓国。ほんとあのスタミナだけはすげぇな〜と思います。
あと、イ・チョンスとホン・ミョンボに関してはいいなと、ちょっと感心いたしました。

対するスペインはというと、お楽しみキャラのラウールが欠場。残念っす。

序盤はスペインが押し気味でありながらも韓国が運動量でカバーするって感じな展開、拮抗したいい試合だなと思いました。ボールを持った人間に常時2〜3人がすぐくっついて囲むもんね。うわ、きつ〜、って感じでほんとあの運動量には脱帽でした。

しっかしスペインのメンディエタはでき悪かったっすねぇ。ミス連発、というかミスしかしてない。このあたりからスペインの雲行きが怪しくなったかと思うです。韓国がイ・チョンスの投入で、一気にメリハリある攻撃になったのとはえらい違いです。
その分ホアキンがサイドからの突破で常にみせつづけてくれてましたけど…。

この試合に関しては、ポルトガル、イタリア戦のような「吐き気がする」嫌さはない試合でした。なので、これがアメリカ戦以前の試合だったら「まぁそういうこともあるさ、韓国強いね」と思えた試合だったでしょうか。

結局2ゴールほど取り消しになって、たった一人をのぞいてはまたもユニホーム交換はなし。
監督や選手が判定について必死に抗議していたり、後味の悪いことになるのはもうお約束です。

ベスト8の試合だったんだよねぇ。
普通このへんにくりゃあ、たいてい熱戦に対する健闘を称えあう光景がお約束になるもんだと思うんですが…。

さて、自称「アジアの誇り」さんは、どこまで称えあうこともなく勝ち進んで行くんでしょうか。ほんとに優勝してしまうんじゃないかなと、ある意味楽しみになってきています。


2002/06/23 『そろそろ綻びが…』

ポルトガル、イタリア、スペインときて、ようやくテレビ放送にも綻びが見え隠れしてきましたね。「誤審が多い」とか、「なんでもあり」だとか、「どう考えたっておかしいよ〜」だとか、このギリギリの状態がいつパチンとはじけるのか、それがとても楽しみであったりします。

時すでに遅しとならなければいいんだけど。

前述の国々は、すでに裁定に対して抗議を行っていて、FIFA自体も誤審に関しては認めるところとなっています。
本当ならここにアメリカが加わってくれるとマスコミも手の平返しが始まるんだろうけどね、あちらは「相手するに値せず」みたいな一歩ひいた態度だけに、それは望めないところ。

この問題で良く見かけるのが「日本負けたからって…」とか、「これが日本だったら文句言うか」ってことなんですが、こんなのは邪推もいいとこ、話のすり替えもいいとこでお話になりません。

第一日本って言うよ絶対。自国に対してはフェアプレーに一番厳しい国だと思ってるので。

思い出すのはボクシングの鬼塚選手。
疑惑の判定で防衛を続けた時、彼はさんざん叩きまくられました。これでもかというくらい、毎試合叩かれ続けました。
もう知らない人の方が多いのかもしれませんけども、かっこいいボクサーでした。

みんな彼がかっこいいボクサーなのはわかっていて、だからこそ「無様な勝利よりも、名誉ある敗退を」ということになったんだと思います。

この人の引退会見を思い出すと、今でも悲しくなるものがありますね…。


2002/06/26 『勝利への脱出』

昨夜は韓国×ドイツ戦におおはまり。
韓国側は今回のW杯をクライマックスに向けて盛り上げるべく、戦前の予想通り 「ハーケンクロイツをモチーフにした横断幕」だとか、「ヒトラーの息子たちは去れ!」だとか、「ドイツのスター選手の遺影」だとかを掲げ、これでもかというほどのヒールっぷりを発揮してくれてます。

迎え撃つは最高峰ゴールキーパーのカーン選手。
怖すぎだとかゴリラだとか散々言われてますが、この人、見れば見るほどかっこよく見えてくるから不思議です。よくよく見ればアーノルド・シュワルツェネッガーに似てないかい?なんてことも思いはじめ、まさに配役的には完璧の布陣。
#ちなみにベッカムはブラッド・ピットに似てると思う…。

赤にそまったスタジアムで、正々堂々と戦うゲルマン戦士たち。
そして勝利。喜びと熱い抱擁。涙。

まさか21世紀になって、「勝利への脱出」リメイク版を拝見するとは思いませんでした。もちろん主演はドイツのシュワちゃん。スタローンに勝るとも劣らない、肉体派俳優です。
せっかくなら韓国がイタリア戦でのプレイスタイルをやってくれた方が、グッと映画的には合ってたんですけどね。やはりリメイク版は一味違うってことでしょうか。

今日は今日でブラジル×トルコがこれまた良い試合を見せてくれた結果、いよいよ決勝に駒を進める相手が決まりました。

これで、赤い監獄から脱出を果たしたドイツの相手は、サッカー王国ブラジル。
最凶、最難関の敵を下し、W杯初対決として文句なしに最強のラスボスと純粋に技を競い合う決勝戦へと挑みます。
あらゆる枷から解き放たれた彼らは、きっと素晴らしい熱戦を繰り広げ、ラストシーンはお互いを称えあうユニホーム交換と、観客へ応える選手達の姿で締めくくられることでしょう。

映画として考えると、結構よくできた話ですよね。今回のW杯って。