2002/05/09 『恐怖の書物』

年初からとりかかっていた「WindowsXPネットワークスタートアップガイド」って書籍がようやっと一段落。あとは見本誌ができあがってきて、それを肴に酒を飲むだけという状態になりました。

途中なまけちゃったせいもあって最後はやっぱり大忙し、二足のわらじでやっていたサラリーマン時代と比べればましだったりするのですが、それでもしんどいもんはしんどい。特に自分の場合だと「本文終わった〜」ってところから「挿絵用のイラスト描かなきゃ!」ってことになるんで息を抜けるのはほんとに印刷所へ入ってからということになります。
勝手にできあがっていく部分ってのがないもんで、結構しんどいんすよねコレがまた。

さて、なにはともあれ片付いた、時間ができたってことで、忙しさにかまけて後回しにしていた色んなことをこの間にやっちゃおうなんて思うんですが、すっかり抜け殻になっていて何もやる気がおきません。そんなわけで「一仕事終えたんだしいいじゃないの」なんてウダウダする毎日。

ところが自分を現実にひっぱり戻す恐怖の書物が世の中にはあったのです。
預金通帳。それは駆け出しの自分に世間の厳しさを教えてくれるありがたい書物。

ともかく駆け出しはつらいっす。


2002/05/13 『なんかもう何もやる気しねぇや』

最近雨が続きがちではあるけども、晴れてしまえばバイク日和。
うちのCBくんもたまにひっぱりだしてはブンブンと、快調な走りを見せてくれる季節です。

ところで今年は車検の年。
任意保険と車検代のダブルパンチは、フリーでやってるわが身にはかなり手痛い出費となるのです。子供も生まれるしね。どう考えてもやりくりが大変。
そうそうツーリングなんかにもいけないし、きっと子供が生まれた後なんかだともっと行けなくなることでしょう。維持費やなんやかやを考えると、「売っちゃった方がいいのかなぁ」と悩んだりもします、ほんとのとこ。

そうはいっても気持ちよく街をながしてると、このバイクくんにも気持ちよくメンテしてあげて、来年以降もよろしく頼むよなんて思いもするのです。

そんなウチのバイクくん。自慢といえばNSRのキャリパーを移植したフロントブレーキの効き心地とヨシムラのマフラーが奏でる気持ちのよい音。
そして何よりホワイトパワー製のリアサスによる軽快なフットワークが最高なのです。

当初の予定だと、この車検を機にチェーンをゴールドの奴に変えて、プラグコードを前もって購入しておいたを赤い奴に変えて、それで一旦カスタマイズとしては完了させるという見込みでした。
ところが予算がどうにもないもんで、チェーンについては今度の機会ととっておいて、もうちょい暖かくなってからプラグコードだけ変えてやろうかしらねぇなんて思っていたのです。

ところが。

なんか今日見たら、どうもすっきりしていらっしゃる。
どこがとは言えないものの、随分スタイリングがすっきりして見える。

なんかバイクの向こう側がやたらと良く見えるんですよ。

…。

サスペンション盗った奴見つけたら、犯罪者になりそうな気分です。


2002/05/15 『途端にいい天気』

清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったそれは高価なリアサスペンションが盗まれたことで、目前の車検代、任意保険代の工面ができず、色々と嫌気もさしていっそ売り払ってしまおうかとも考えたバイク。
なんとか思いなおして、オーリンズの安いグレードを中古で探してきて修理することに決めた。

そう思った原動力はやっぱり、「なんでそんな奴らのためにバイク降りなきゃいけんのよ」という反発心。
いつか乗れなくなる日がくるかもしれないとしても、やっぱり最後は気持ちよく降りたいのだ。そう考えると絶対今は降りちゃいけないと思ったのです。

ところでこういった盗難に対してはまったく役にたたないのは警察の常であり、それはしょうがないと理解するとしても、もう少しなんとかならんものか。

別に犯人をつかまえろとか言わない。
でももうちょいとまともに、暴走族を取り締まって欲しいものだ。

別に走ってるとこ取り締まる必要なんかなくて、違法改造車なんだからそれだけの理由で止まってるとこを撤去しちゃえばいいのだ。それかロックかけちゃうとか。
んでついでに車体番号メモって盗難車じゃないかチェックして…。
人がチャリンコで走ってるとこいきなり呼び止めて職質するくらいなんだから、こんくらいできんでしょ。

街の駐禁取り締まるのもいいんだけどさぁ。


2002/05/17 『新刊ができましたっと』

今年いっぱつ目の仕事として取り掛かっていた書籍がようやっと完成し、打ち上げやって束の間の幸せに浸る。

売れてくれればいいなぁと思うのは毎度のことで、まぁそれはそれとしても、小難しい解説書にはならず、用語解説など結構くだけたイラストを多用させてもらえたので、自分らしい本になって満足していたりします。
発売日はまだ先になってますけども、出版社の方が言うには早いとこだともう今日、明日あたりから書店に並んでるらしいです。見かけた方は手にとって、「この本ってすっげぇわかりやすくていいんだよなぁ」などとしらじらしく大声で言っていただけると幸いです。棚に陳列されているものをさりげなく平積みにして帰るというのでも可です。
もちろんそのままレジに持ってってもらえると号泣ものなのは言うまでもありません。

まぁそんな絡みもあって東京方面にノコノコと打ち合わせに出かけてまして、「へぇ」とか「はぁ」とか「わっはっは」とか「枚方パーク」だとかわけのわからない話をしてたわけですよ。
用事も済んで、とはいえそのまますぐ帰るのもなんなので、ちょっとコーヒーでもと喫茶店でくつろいでいた時に、な〜んとなくCLIEでPalmFanなんつーサイトを見てたのです。
Palm使ってる人なら多分知らない人いないんじゃないかっていうくらい有名なニュースサイトさんなのですが、なんとそこには今日のニュースとして「秋葉原お買得情報 番外編」なんていう思わず腰が浮いちゃう情報がポツリとのっているではないですか。

PalmってのはGraffitiって方式で手書き入力するスタイルでして、これがまた慣れるといい感じに入力できる奴なんすけども、長文を入力するにはやっぱちょっと厳しいものがあります。
なもんで、昔キーボードが欲しいなぁと思ってた時期があって、ターガスって会社の折りたたみ式キーボードをまじで買おうかとしていたことがあるのです。
ところが1万以上する値段にとうとう踏み切ることができず、あえなく購入を断念したまま忘れ去って早や数ヶ月。

そう!お買得情報にのっていた「思わず腰が浮いちゃう情報」ってのがまさにこのキーボードであり、その価格はまさに目を疑っちゃうほどのもの。
でも限定30個。

のんびりコーヒーなんか飲んでる場合じゃありません。
せっかく東京まで出てきているんだから秋葉はすぐ近くです。
今日は雨、しかも平日、しかもまだどこの会社も就業時間中だと思われる時刻。勝算は十分あると言えましょう。
こういった類の「個数限定特価商品」を30年弱生きてきて未だに一度もゲットしたことのない我が身ですが、今回こそは手に入れられるかもしれないのです。

1,980円+消費税。チーン。
フリー万歳!平日万歳!

そりゃあもう家に帰ってからは嬉しさのあまりガシャコンガシャコンとキーボードを折りたたんだり開いたり。
かみさんから頂いた言葉は「オタッキー」という一言でした。


2002/05/20 『イーバンク銀行』

Japan Net Bankの口座維持手数料無料期間が終わってしまったので、サクッと解約。個人的にはとても期待外れな銀行だったなという感想しかない。
Yahoo! オークションのオフィシャルバンクとして、まっさきに名乗りを上げたからこそ利用していただけで、この銀行の利点だとか、そんなもんは結局最後まで実感することはなかったのです。

そんな自分が期待をこめて最近じっと注目しているのがイーバンク銀行
普通に銀行として見た場合にも、0.001%なんて金利が珍しくもないこのご時世にしては、普通預金で0.10%の金利をうちだしている。
そして何よりも重要なのが、「口座維持手数料が無料」ってことと、「イーバンク銀行間の振込みは手数料が一切かからない」ってことなのです。

ようするに、ネットでの小口決済用システムとして、非常に有効な奴なんですなこいつは。やっとまともに使える決済手段が出てきてくれたといってもいいくらい。

たとえばウチのホームページが有料サイトになったとして、その閲覧には月に300円いただきます〜とか言い出したとします。
「ふざけんなよ〜」とか「金払う価値なんかあると思ってんのかコラァ」とか「もう二度と来ません」とか怒号が飛び交う中、ひょっとすると「300円くらいだったら払ってあげてもいいよ、アンタも生活厳しいでしょうしね」なんて奇特な方がいるかもしれないのです。
え?いない?
いやいやいや、とりあえず居たとして。居たことにしましょう。

でもね、どうやってそれを払うかってのが、それはもうインターネットが普及しはじめた頃からずっと言われてたことなのですね。
銀行振り込みします?300円払うのに315円なんて手数料取られても払います?
そんなわけで自分自身も当時の流行りにのっとって、1995年から数年間は電子現金システムの開発なんてのをしてました。

とーこーろーがー。

各国、各社あげての開発合戦だったにも関わらず、いくつかはサービスインしたにも関わらず、結局どれも生き残りはしませんでした。
そんで、今に至るもネットのサービスを換金する方法をどこも見出せずにいる…と。

そこでイーバンク銀行が出てくるわけです。
ようするにココって、「ネット上のお財布サービス」なわけで、昔開発合戦が巻き起こった「電子現金システム」となんら変わりはないわけっす。

自分のWEBサイトをなんとか金に変えたいとか思ってる人や、シェアウェア作家の方々が待ち望んでいた…かもしれない…小口決済サービスが、「銀行」という名のお墨付きを得てとうとう出現したんだ。そう思うのですよ。それで要注目な銀行なのです。

なのにねぇ。
唯一不安なのが、「イーバンク銀行」ってこの名前。
名は体をあらわすって言葉に逆行してるやねコイツは。

「イー銀行銀行」だもんな。
小口決済用のネット財布という一番の売りが、銀行という名の影に隠れて認知されないまま消えてしまいそうで不安です。
何も銀行って2つも繰り返さなくたってよかろうに…。

あ、そうそう。
ここって「お友達が口座開設すると500円あげます」ってキャンペーンやってるんですよ。紹介した人にも、された人にも500円くれるという太っ腹なキャンペーン。
「アンタの紹介で開設してあげてもいいよ」って方は、メールいただけると幸いです(笑)


2002/05/24 『ごまめの歯軋り』

某出版社にて企画をつめていた書籍3冊分のお仕事が消滅しました。
これで当面のお仕事はリセット状態となり、再度くいぶちを探し求めなければいけなくなった今日この頃。
とはいえ企画が通らなかったというわけではなくて、自分からその企画を降りてしまったのですけども。
つまり仕事をなくしてしまったのは、他でもない自分自身の仕業なのです。

もともと今回の話では、企画について検討していた初期の頃から、なんとなく感じていた違和感があったのです。そうして話をつめていけばいくほど、それが方向性の違いとして見えてきたという感じ。
そうはいっても稼がなきゃ食えないわけだし、仕事がもらえること自体がありがたいという考えもあって、どうも違和感というものに対するアンテナが錆付いてしまってました。

結局のところ行き着いたのは、「自分自身がお勧めにできない本は書くべきじゃない」ってことで、他人の方向性は理解しても、必要以上に迎合すべきじゃないんすよね。
理解できる考えであったとしても、そこに自分の中にある方向性と交わりきれないものがあるんであれば、やっぱしそこはこだわるべきなのです。

そんなん至極あたりまえのことなんだけども、目の前にある「確実な収入源」をずばっと切り捨てることは、思いのほか勇気がいるものです。
でもよく考えたら、なによりも確実な収入源を断ち切って今ここにいる自分があるわけで、今さらこんなことで迷うのは本末転倒と言えなくもありません。

こんな感じで、どうやらサラリーマン時代には英断できていたことが、どうにも迷いがちになるのがフリーって立場なようです。けれどもね、その頃にはこだわれなかったことに、こだわることができる…、そんな立場でもあるはず。
だったらそのこだわりを大事にしないと意味がないよねぇと、今回のことは足元を見直すいい機会となったのでした。

あ、そうそう。
前回の日記でイーバンク銀行について書いたところ、1名の方から「あなたの紹介で口座開設してもいいですよ」というメールをいただきました。
まさか本当に申し出てくれる人がいるとは思いませんでした。ありがとうございましたです。


2002/05/27 『お葬式』

田舎のばーちゃんが亡くなった。
そんなわけでこの週末はお通夜だ、お葬式だと京都に帰っていました。

1年半前に危篤の報せが入って、肺ガンだと診断されて、持って2年、それより短くなることはあっても延びることはないと言われていたわけで、来る日がきちゃったなぁと、そんな感じ。
正月に帰った時は杖を使って歩けるほどになっていたもので、ひょっとしてと思わなくもなかったものの、やっぱりガンってのは甘くないです。

ただ、その時に普通の状態で会話できたことが本当に良かったと思うのです。
高校、大学、就職にかけてどんどん足が遠のいてしまい、もう少しで後悔ばかりが残ってしまうとこだったのですから。

お通夜から葬式にかけては、しばらく会ってなかったいとこ連中も皆集まっていて、ばーちゃんの子供たちはもちろん、孫、ひ孫にあたるまで勢揃い。
「可愛がってもらったなぁ」と思う人たちが大勢集まって見送る図というのは壮観なもので、言い方は変なのだけど「嬉しいな」「幸せだな」と、悲しいというよりも暖かいという印象の葬儀だったのでした。

セミの音と、クワガタと、川泳ぎと、田んぼの匂い。
夏休みといえばこの田舎にやってきて、いとこ達とじゃれあいながら、ばーちゃんに可愛がってもらってました。
そういった、自分の中にある「夏休み」というものすべてが、この日、思い出に変わったのでした。


2002/05/30 『一人異業種交流会』

プログラマから足を洗ったはいいものの、もし今の本業がモノにならなかった時のためにむこう3年程度は開発業務ってものに触れておかないと厳しいな、なんて思うわけです。じゃないといざ復職しようと思った時に、使い物にならない人となってる可能性が大なんだもの。
そんなわけで、昔の古巣に「仕事あったら声かけてくださいっす」と伝えてあったわけなのだけど、義理堅いというか、本当にちゃんと声をかけてくださいました。

単価的にも立派なものを提示してくれて、法人という保険がない個人相手にも関わらず、本当に「まっとうな取り引き相手」として扱ってくれているのがわかります。
いやはやありがたい、そう思うと同時に、まだ「プログラマとして本職扱いしてもらえる」身分であることを自覚したりするわけです。

そうするとおもしろいのが、仕事相手である人たちとの関係。

自分のまんがを高く見てくれている相手とは、イラストレーターもしくは4コマ作家として話をふられます。このへんでは、例えばi-modeサイトでの4コマ連載とか、メールマガジン用のGIFアニメ製作とか、そんなことが仕事になります。
転じて文章、おもに「知識を噛み砕ける人」という扱いをしてもらえるところでは、著者としてライティングの話になるわけです。この場合、扱いは完全にテクニカルライターで、書籍を執筆する話が当然お仕事になりますわね。書籍には挿し絵がつきものなので、イラストレーターとしての話も絡みますけども、それはあくまでも「正しい図版を描ける人」という扱いであって、あんまり主ではありません。

これにプログラマとしての顔も絡むわけっすね。

もう、完全に異業種だらけ。仕事のやり方も、単価をつける対象も、会話の内容だってまったく違います。ついでに言うと服装だって違う。
そんでみんな他の業種のことって、驚くくらい知らないんすよね。もうどっから手をつけていいものかもわからないくらい、他の業種ってのは「未知の世界」なわけです。

自分がプログラマをしてた頃、「あぁこれを出版と絡めて展開することができたらおもしろかろうに」とか思ったことは一度や二度ではありません。
んで、そういった話は大抵だれもが「おもしろそうだ」ってなるものの、どっから手をつけていいものか、はたまたそもそも採算に合うような話になるのか、まったく雲を掴むような話になって雲散霧消するのが常でした。

フラフラしはじめてそろそろ半年になろうかなという時期。
気が付けば、昔考えたあれこれが十分実現可能なものだったことがわかるようになってきました。それと同時に、自分の発想っていうのは、結局しばられていないつもりでも業種の中にしばられていたんだなというのが見えてくるわけです。

こりゃおもしろいですよ。
このおもしろさを、ちゃんと昇華させて「おもしろいモノ」として吐き出せればいいんですけどねぇ。


2002/05/31 『ノートパソコンが欲しい』

ここんとこ、仕事で使えるノートパソコンが欲しくてたまらないのです。
プログラム開発を請け負うようになったなら、経費として買えないことはないじゃないのということになって、いよいよ我慢がきかなくなってきたのです。
ちなみに条件はこんな感じ。
−電池が長時間もつこと
−持ち運び可能な重さであること
−できればB5サイズ、最低でもB5ファイルサイズ
−画面解像度は1024x768以上
−有線LANと無線LANに標準で対応してること

これぐらいだと決して贅沢な要求じゃあなくて、結構かんたんに見つかるんすよね。逆にこれらの条件を満たしてない奴の方が珍しいくらい。

ところが、これらの条件に「キーボードが使い易いこと」という一文を足すだけで、一気に選択肢が消えていきます。
最初に候補としてあったVAIOのSRシリーズなんかもう即ダメ出し、使いもんにならんことこの上なし。確かにタッチタイプ自体は可能なものの、キーのストロークが足りなくて、叩いているうちに気持ち悪さがはちきれそうになるのです。

シャープも、パナソニックも、NECも全部ダメ。
キーのピッチはB5サイズともなればある程度確保してくれているものの、どれもストロークが足りないかヘナヘナで「できれば使いたくないキーボード」という域でしかありません。
くわえて、カーソルキーとファンクションキー、さらにはHomeやEndといったキーなんか「見ないと押せない」位置になってるため、カナや英字変換にF7、F9といったキーを多用する自分には、まったく使いもんにならんのです。

う〜ん、と店頭にあるパソコンを片っ端から叩いてみたところ、候補に残ったのは全然目もくれていなかったThinkPad X23とDynabook SS S4の2つだけなのでした。

特にびっくりしたのがDynabook SS S4で、こいつって薄型を売りにしてある奴なもんで、キーボードなんか使い易いわけないって思ってたのですよ。
ところがキーに対する反力の付け方が絶妙で、ストロークの短さをうまくコシの強さでカバーしているのです。結果、通常デスクトップで叩いているのと同じくらいの強さでキーを叩いた時に、ちょうどスコンと最後まで押し切るような、そんな作りになってるんですね。
ファンクションキーやカーソルキーも他のキーとはちゃんと区別がつくように配置されてるんで問題ないし、残念なとこといえばHomeキーとかがFnキーとの組み合わせで実現されているってことくらい。
この薄さでこのキーボード、こりゃすばらしいと思っちゃいました。

ThinkPadの方はというと、ごくごく普通のキーボード。ちょっとコシが弱いかなという感はあるものの、ノートパソコンのキーボードという前提条件がいらないくらい、普通のキーボードとして扱うことができます。
こっちはもうファンクションキーもカーソルキーも文句なし、Homeキーとかも独立して設けられてるので当然文句なし、さすがは質実剛健と謳われるだけのことはあります。

んじゃあどっちがいいか。
どっちも有線LAN、無線LANに対応してるし、画面解像度はともに1024x768。大きさもB5ファイルサイズで同じです。

違いと言えば、厚さ、そして重さ、あとは電池の持ちってとこでしょうか、自分の用途で重要視するとこは。
Dynabook SS S4は薄くて軽いかわりに電池が持ちません。
ThinkPadは厚くて重いんだけど、4時間程度は電池が持ちます。
ただしDynabook SS S4にオプションの大容量バッテリを取り付けると、重さはほぼThinkPadと同じでおさまるくせに、8時間ほど電池が持つようになるのです。
じゃあDynabook SS S4のがいいのかねぇとも思えるのですが…。

手持ちのVAIO C1に大容量バッテリ付けて使ってると、カタログ上の数値以上に重く感じるのですよ。
これは、重さのバランスが崩れるからで、手に持った時に近い側が重い分には軽く感じるんだけども、遠く離れたところに重量がかかるほど、実際に感じる重さはズンと増すということからきています。力学的にもね、そーいうもんなのです。
それを考えると、Dynabook SS S4に大容量バッテリ足した時の重さというのは、実際に持ってみないと何の保証もない。

そもそもタッチパッドきらいだしね。
結局は、「キーボードが使い易い」「電池が持つ」こんな基本的な選択肢だけで、生き残るのはThinkPadだけになってしまったのでした。

ThinkPadかぁ。
それなら関連会社にいた頃に、社販で安く買っとくんだったなぁ。