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ニュースを見るまですっかり忘れていたんだけども、4月といえば入社式。
「新入社員、言うことだけは経営者」と詠われたサラリーマン川柳は、実に「うまい」と感心してしまうくらいに世の中が「自分は何者である」と勘違いした人間で埋め尽くされる季節です。
まぁ、5月になる頃には「自分は何者でもなかったっす」って人に変態して落ち着いてくれるんだろうけど。
たまに「自分はこんなもんじゃない」症候群があふれかえってヒステリックな人に突然変異する場合があるので注意が必要だったりします。こういう場合、処方を間違えると大変なのです。
たいていはその上に何故か役職を持っちゃったって人間ががん細胞としてどっかり座っていますので、入社2〜3年目あたりの人が、ちゃんとそいつを切除してやんなくてはいけません。
ある意味では2〜3年目あたり人にとっての試金石でもあるといえます。
などとはたから眺めている分には偉そうなこと言いたい放題で実にいいねぇと思う今日この頃。
そんなすちゃらかな気分な自分でも、ようやっと自宅でお仕事4ヶ月目にしてちょこっとずつ生活のパターンというものができあがってきました。
いや、よかった。
朝は7時前に起床。まだ勤め人をしているかみさんを車で送った後、午前中は4コマまんがを描いたりします。
そんで午後になってから仕事に取り掛かって、だらだら休憩をはさんだりしながら夕方になるとかみさんを迎えにレッツゴー。
だいたいこんな感じ。
日によってはこのスケジュールに「お昼寝」が追加されて、その場合はさらにパックとして「壁にむかってごめんなさいを10セット」が足されることになりますが、ほぼ1日どうやって過ごすかパターンが組みあがってきたと言えるでしょう。
中でも特筆すべきは毎日4コマまんがを描き上げてるってこと。
前日の就寝前に浮かんだネタを朝目覚めたら形にするって感じで、なんだこれなら毎日更新ってのもあながち無茶じゃないもんだねと実感してたりするのです。
こりゃすごい。
やるじゃんオレ。
でも相変わらずせいぜい週一ペースな更新なんですがね。
毎日描いてるっていうなら何でだよ、ええそう思うことでしょうとも。
でも これはちゃんと理由があるんですよ。
海よりも深く山よりも高く、スプラッシュマウンテンのイバラよりも、西城ヒデキのギャランドゥよりも険しく複雑な事情があるんです。
そうそう、新人として入社した後に研修ってやりますよね。
自分もやったんですよ、合同研修って形で複数の会社さんの新入社員が集まってやる研修にね参加しましてね、ビジネスマナーだとか社会人の心構えとかねやったんですよ。もちろん遅刻しましたけどね。
6人ずつぐらいのグループに分かれて、なぜだかそのうち一つのグループの班長に任命されてですね。
班長ですよ、班長といえばグループの長。偉いんです。
そんな偉い班長が最初にやる仕事はグループの名前を決めることでした。
社会人としての第一歩を記す記念すべき仕事。
会社からはちゃっかしお目付け役がついてきているのです。ここはそのお目付け役に対しても、一目でわかる、そのグループの特徴を如実にあらわしたすばらしい名前を命名してみせなくてはいけません。
「三日坊ズ」
これからビジネスマナーを学ぼうかという場において、こんな名前を認めてしまったメンバーは何を考えてるんでしょうか。
研修の開始にあたって講師の方が言われたセリフをちゃんと聞いてましたか?
「学んだ内容は、この研修の期間内だけで終わらせないように」、そうおっしゃってたんですよ?
喧嘩売ってますか?
開始10分にしてすでに臨戦態勢ですか?
でもね、僕は思うんです。
やっぱり自分を表現するのにこれ以上適した言葉はなかったんじゃなかろうかと。
きっとみんなもそんな気持ちだったんだと思います。
ちなみに研修は2日目以降、班長権限を発動させて「班長は日替わり」と決めました。
…。
まだ純で素直で目をキラキラさせていた頃の、ちょっと微笑ましいエピソード。
描いているはずなのに、毎日更新されない大人の事情もご察しいただけるのではないかと思います。
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