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狂牛病によってとにかく耳にすることの多くなった単語が風評被害。風評がひとり歩きをはじめ、その結果として大きな被害をこうむってしまうことです。
すっかり風評被害といえば狂牛病、そう思っていた自分にまったく別のところから風評被害の話がとびこんできました。
ことのおこりはかみさんのバイク用に入っている任意保険を、自分のバイクと同じく東京海上の保険へと切り替えたことでした。
東京海上の営業所に電話をして契約しにきてもらったところ、担当者の人はファイナンシャルプランナーの資格も持っているしっかりした御仁。話していてとても信用のおけそうな人だったので、生命保険のことについても色々と話を聞かせてもらったのでした。
フリーランスになるってことは労災から何から完備されているサラリーマン時代の保障とすべて縁を切るということになります。入院が即収入断につながることとなるために、保険に関しては自分で身の丈にあったものをちゃんと入っておかないといけなくなるのです。
勝手に天引きされるものはなくなる分、何もかもが自己責任ってなるわけなんですが、自分はあいにく保険のことなんかぜんぜんわかりません。
そんな時の持論としては、「自分で勉強するよりも、信用できそうな人の客になって変わりに考えてもらった方がてっとり早い」って考えなので、さっそくその人に話を聞くこととなりました。
んでもって、トータルで見てもらうのが一番良いので、実情と今うちで契約している保険を自分の分、かみさんの分含めてさらけ出し、アドバイスをもらったのでした。
それが1月の話。
その時の話から一部保険をのせかえることになり、いざ契約となってその人がまたやってきました。
ところが、です。つい先日話をした時は、「これはお得な保険に入られてますよ、この保険だけは残しておいた方がいいです」と言ってもらえてたかみさんの保険が、「得とは言えなくなってしまった」と言うのです。
その保険は朝日生命の貯蓄型年金保険。金利の高い時代に入っていたために、今ではのぞむべくもない高金利で満期にむかってつっぱしれる保険です。
これが、ある日突然「その金利なしね!」と通告されてしまう可能性が大きくなってしまったというのです。
なんでも昨年度に朝日生命はかなり「やばいよ」という風評被害を受けたらしく、解約が結構出てしまったようなのです。それでも東京海上と合併する計画はすすんでたし、そんないきなり破綻なんてぇのは考えられなかったはずなんですが、専務の自殺がこれに油をそそいでしまいました。
そこへきてつい先日の「東京海上との合併をいったん白紙に戻す」という発表。
一応2004年度には合併という計画は残っているものの、この発表で「大丈夫だ」と言い切る根拠が否定された形となってしまったのです。
である以上は風評を打ち消す材料もなく、現状では耐えられるはずの体力も、解約が相次いだ時には支えきれなくなる公算が大となる。結果として元本割れをおこすことはないものの、得であったはずの金利はまっさきに削られて、しかもむこう数年間は解約すると「返戻金数割カット」とされてしまって解約もできないということになる。
ただ、元本割れすることはないし、破綻さえしなければ得な保険に変わりはないからよく相談してみてください。
そういう話になったのでした。
ニッ○イのおばちゃんが「あら、あんた朝日なんて危ないわよぉ、あんなの潰れるに決まってんじゃないのぉ、今のうちよ、今のうちにこっちの保険に切り替えちゃいなさいな」と嬉しそうに煽ってる姿が目に浮かびます。
それでこっちはこっちで調べてみたところ、教えてもらった話だけじゃあなく…。
東京海上との合併話が消えた途端、東京海上側の株価は上がる。
ムーディーズ格付けは現存する金融機関で唯一のCaa1(安全性低い。債務不履行に陥る、もしくは元利払いを困難とする要素あり)という低ランクに下げられる。
第一勧銀に1000億の資金拠出をお願い中。
…んでもって、本社を売りにかかっている。
風評って、75日耐えればいいってもんじゃあないのねぇ。
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