2002/02/05 『もうひとつの風評被害』

狂牛病によってとにかく耳にすることの多くなった単語が風評被害。風評がひとり歩きをはじめ、その結果として大きな被害をこうむってしまうことです。
すっかり風評被害といえば狂牛病、そう思っていた自分にまったく別のところから風評被害の話がとびこんできました。

ことのおこりはかみさんのバイク用に入っている任意保険を、自分のバイクと同じく東京海上の保険へと切り替えたことでした。
東京海上の営業所に電話をして契約しにきてもらったところ、担当者の人はファイナンシャルプランナーの資格も持っているしっかりした御仁。話していてとても信用のおけそうな人だったので、生命保険のことについても色々と話を聞かせてもらったのでした。

フリーランスになるってことは労災から何から完備されているサラリーマン時代の保障とすべて縁を切るということになります。入院が即収入断につながることとなるために、保険に関しては自分で身の丈にあったものをちゃんと入っておかないといけなくなるのです。

勝手に天引きされるものはなくなる分、何もかもが自己責任ってなるわけなんですが、自分はあいにく保険のことなんかぜんぜんわかりません。
そんな時の持論としては、「自分で勉強するよりも、信用できそうな人の客になって変わりに考えてもらった方がてっとり早い」って考えなので、さっそくその人に話を聞くこととなりました。
んでもって、トータルで見てもらうのが一番良いので、実情と今うちで契約している保険を自分の分、かみさんの分含めてさらけ出し、アドバイスをもらったのでした。

それが1月の話。

その時の話から一部保険をのせかえることになり、いざ契約となってその人がまたやってきました。
ところが、です。つい先日話をした時は、「これはお得な保険に入られてますよ、この保険だけは残しておいた方がいいです」と言ってもらえてたかみさんの保険が、「得とは言えなくなってしまった」と言うのです。

その保険は朝日生命の貯蓄型年金保険。金利の高い時代に入っていたために、今ではのぞむべくもない高金利で満期にむかってつっぱしれる保険です。
これが、ある日突然「その金利なしね!」と通告されてしまう可能性が大きくなってしまったというのです。

なんでも昨年度に朝日生命はかなり「やばいよ」という風評被害を受けたらしく、解約が結構出てしまったようなのです。それでも東京海上と合併する計画はすすんでたし、そんないきなり破綻なんてぇのは考えられなかったはずなんですが、専務の自殺がこれに油をそそいでしまいました。
そこへきてつい先日の「東京海上との合併をいったん白紙に戻す」という発表。
一応2004年度には合併という計画は残っているものの、この発表で「大丈夫だ」と言い切る根拠が否定された形となってしまったのです。

である以上は風評を打ち消す材料もなく、現状では耐えられるはずの体力も、解約が相次いだ時には支えきれなくなる公算が大となる。結果として元本割れをおこすことはないものの、得であったはずの金利はまっさきに削られて、しかもむこう数年間は解約すると「返戻金数割カット」とされてしまって解約もできないということになる。
ただ、元本割れすることはないし、破綻さえしなければ得な保険に変わりはないからよく相談してみてください。

そういう話になったのでした。

ニッ○イのおばちゃんが「あら、あんた朝日なんて危ないわよぉ、あんなの潰れるに決まってんじゃないのぉ、今のうちよ、今のうちにこっちの保険に切り替えちゃいなさいな」と嬉しそうに煽ってる姿が目に浮かびます。

それでこっちはこっちで調べてみたところ、教えてもらった話だけじゃあなく…。

東京海上との合併話が消えた途端、東京海上側の株価は上がる。
ムーディーズ格付けは現存する金融機関で唯一のCaa1(安全性低い。債務不履行に陥る、もしくは元利払いを困難とする要素あり)という低ランクに下げられる。
第一勧銀に1000億の資金拠出をお願い中。

…んでもって、本社を売りにかかっている。

風評って、75日耐えればいいってもんじゃあないのねぇ。


2002/02/07 『R's factory 楽天ブックス !広告!(笑)』

自分が製作に携わった本やムックをこのサイト内で紹介するにあたって、ひとつ「こうしたい」と思っていたことがあります。
それは、「紹介したとこから直接購入できるようにしたい」ということ、これです。それもただ単に購入できるだけでなく、「お得に購入できる」即ち送料無料で買ってもらえるってことでした。

もともとそういった情報をこのサイトにのっけるってのは、「こんな仕事してましたよ〜」という証、いわば履歴書みたいなもので、「お仕事を依頼してもいいかしら?」なんて考えてくれたりなんかした人が、「でも信用できるのかなこの人?」とか「ちゃんと仕事してくれるかな?」とかいう不安を持たなくてすむような材料を提示しておきたかったからなのです。
ところが世の中にはありがたい友人知人なんかがいたりするもんで、「売り上げに貢献してあげたよ」なんて言って、わざわざ買ってくれたりなんかもするわけです。
以前らくがき帳にそういった書き込みが1件ありましたけども、ひょっとすると他にもこのサイトを訪れてくれている人の中で、そうした気持ちでもって買ってくれた人がいるのかもしれません、ありがとうございます、ありがとうございます。

それで、もしそういった気持ちで買おうとした人が本屋さんをのぞいたとしましょう。
パソコン関連書籍で、しかもメジャーとは言えないジャンルに属する本です、どこにでもあるとは言い切れませんし、ましてやすぐ見つけられるとも思えません。
だったらば、わざわざ探しに行かずとも、簡単に買ってもらえる口を設けときましょうと思ったのです。

ネット上で直接購入するというからには当然通販になります。
通販である以上は送料が発生します。こんなの本当なら払いたくはない、余計な出費です。
たくさんのネット本屋さんがありますけども、中には送料無料のとこが存在します。
発生するはずのお金を無料にしているので、いつかは有料になってしまうのかもしれませんが、それでもきっとそういうとこなら「なるべく安価に」すませる設定にしてくれることでしょう。
だったらば、なるべくそういった「安価に」すませることのできるショップを発見して紹介できるようにしようってことになったとです。

それで探したところ、送料無料で本が買えるとことして見つかったのは「Amazon.co.jp」と「楽天ブックス」の2店でした。
これらの店とアファリエイト(売り上げによってバックマージンがもらえる)の契約を結べば、書籍購入ページへのリンクなど、結構自由にやっちゃって構わなくなるはずです。そーすれば、自分が目的にしてたことはほぼ達成できちゃいます。
ところが、楽天ブックスさんとはアファリエイトの契約は結べたものの、システム上の関係でちょっと目的は達成できそうにありません。そこで、Amazon.co.jpの方を利用することになりました。

ところが。

Amazon.co.jpは、ついこの間から「1,500円以上の買い物に限り送料無料」となってしまったのです。

これでは予定とちょっと違います。1,500円以上のものを買うなら無料とはいえ、楽天ブックスの方はすべて送料無料。少なくとも「一番おトク」と胸をはっては言えません。

それで楽天ブックスさんと交渉したらば、なぜか完全に提携関係を結んで、うちの名前のオンライン書店を開設させてもらうことになりました。
これならば本当になんでもありです。なんせうち名義なので書店内のコンテンツなんかもいくらこっちで流用したってOKです。

そんなわけで、今月から 「R's factory 楽天ブックス」 というネット本屋さんが開設することになりました。
なんか当初の予定と比べたら、えらい大げさなものがふって湧いてきた気がしないではないですが、せっかくなのでこれもちゃんと販促をやって、売り上げがのばせるようにがんばりたいなとか思ってたりします。

こちらも本サイトともどもよろしくお願いいたしまする。


2002/02/09 『なんとなくほっとした瞬間』

病気ってのは「エンジンかけるぞ!」ってな時に限ってかかっちゃうもんで、仕事をペースアップしようとした途端、風邪にやられました。
もうガクガク震えるし、一歩あるく毎に頭クランクランして意識とぶし、体中痛いし、肌が敏感になっててヒリつくしでさあ大変。それでもアポとった客先に行かなきゃいかんってので先日東京まで出かけてきたものの、あんまし震えるもんだから口の中があちこち切れちゃう始末。イダい。

とはいえ、ペースアップしなきゃいけんとこがペースダウンしちゃってんだから休むわけにもいきませぬ。
着込めるだけの服を着込んで眠りにつき、とりあえず集中的に汗を叩き出します。
出せるだけの汗を出しちゃえば、たいてい風邪の菌もいくらか出てっちゃうもので、何回かぐじょぐじょになった服を着替えた頃には、まぁカラオケボックスで1時間くらいははしゃげそうな体力が戻りました。

でもまだ背中痛いんだよなぁなどと思いつつ、原稿をカキカキします。

カキカキ、カキカキ。

背中痛いなぁ。

カキカキ、カキカキ。

現実逃避に「そんなこんなの日々」につかうネームをまとめたりなんかしつつ、カキカキ。この日記書いてるのもそうですよ、ええそうですとも、カキカキ。

そして午前5時。

冷蔵庫からスタミナドリンクなど取り出してきて、一服しつつウチのアクセスログをのぞきます。

「ああ、おれだけじゃないんだ」

会社からですか?お疲れ様です。
今日は日曜日ですよ?会社からですか?お疲れ様です。
しかも午前5時ですよ?会社からですか?お疲れ様です。

アクセスログに残る*.co.jpドメインを見つけ、なんとなく仲間を見たような、そんなほっとした瞬間でした。


2002/02/15 『欲しいんだけど…』

マイクロソフトから、「Visual Studio .NET」の日本語版が正式に発表された。
PC Watchで発表があったから知ったのだけど、これはむっちゃ欲しかったりします。
Windows XPの発売よりも、GAME CUBEの発売よりも、ましてやX-BOXなんてへたれゲームマシンよりも個人的にはトピックスな奴で、とにもかくにも「さわりたいいじりたいなでまわしたい」筆頭候補な製品なのです。

とはいえ開発言語なので、高い。
それも「何作るのさ?」ってのがはっきりしないことには、とてもじゃないけど改めて買うなんてことはできやしないほどの値付けです。

何作ろう。

そんなんわかんないんだけど、とにかく欲しいったら欲しいったら欲しいったら欲しい品。
でも158,000円。
できれば欲しいグレードだと248,000円。

え〜っと、ノートパソコン買えちゃいます。
どう自分自身に言い聞かすとしても、かなりの理由が必要です。

まぁまじめな話、フリーでやってくのがずっこけた場合には、元サヤのプログラマに出戻りするわけで、したらばこの関係のソフトにはつかず離れずして知識を蓄えとかないといけません。
OSの思想とか、そんなん開発やってみな見えてこないのもあるし、そういった意味でもさわっておくにこしたことはありません。

う〜ん。

そういえば、今日は古巣から「飲み会やるよ」と声をかけられてた日なのでした。
忙しいから行けないんだけど。
とりあえず、この新しいVisual Studio買いたいって理由だけで、古巣から開発の仕事をもらいうけてこようかなとかクラクラしてきたり。

人月単価できれば70万で、ひとつよろしく。
…してくんないかなぁ、4月あたりから。
したら 3/22が発売日だから、ちょうどいいんだけど。

飲み会行こうかな…。
行けないよなぁ。
でも、そのうちおねだりに行ってみよう。

ひたすら自分にとって都合のいい考えばかりがぐるぐる回るのでした。


2002/02/21 『あたかも禁煙状態なこの気持ち』

coverやっと待ちに待ったこの日がやってきた。
というのも、今日はGAME CUBE用ゲームソフト『動物番長』の発売日。

獲物を狩って、狩って、狩って、百獣の王を目指すこのゲーム。もう、ず〜っとやりたくて待ってたのです。
何がそんなにいいのさって聞かれても、な〜んとなく構えずにテンポ良く楽しめそうだからって程度の理由しかないのだけども、絶対買うぞ候補に入れてたことは確かなコイツ。

思えば絶対買うぞ候補に入れてたバーチャ4も、「忙しいから」って理由で未だに買わず終い。
んでもって、やっぱり忙しいままのこの身の上。

ほんとなら、こんなの書いてるこの時間に買ってきて遊び狂いたい。
あの8cmぽっちの可愛い円盤を、ぷすっと今頃GAME CUBEに挿していたい。
そんで、いじくりまわしたい。もう、これでもかってくらいスティックをぐりぐりいわせたい。

ああ、やりてーんだよ。もう、とにかくやりたくてしょーがねーんだよ。
なんて気持ちを抑えつつ、タバコをふかすお昼前のひとときなのです。

ほんとに忙しいだけなら買えちゃうんだけどねぇ。
さっさと買ってきて、すぱっと1時間程度遊んで、サクッと気持ち切り替えて仕事すればいいだけだから。

けれども、「気分転換も必要だよねぇ」とか言いながら、仕事ずりずり遅らせちゃってるこの身では、こんなもん買ってきちゃったらどうなるかってのは自明の理なわけで。
だからバーチャ4も我慢し続けたわけで。

もっと言えば、これ買いに走るその時間で4コマが一本描けるわけで、そしたら土日もゆっくりとすごせるわけですよ。
じゃあ今描いて、土日に買いにいけばいいんだけど、気持ちは今やりたくてうずうずしてるわけですよ。
なおかつ土日は街が人でいっぱいいっぱいだから、できるだけ外出したくないのですよ。

書いててどんどんわけわからんくなってきたんすけども、これってなんか禁煙してる時の気分に似てるなぁってことで、とりあえずどこまで我慢できるか試してみることにしました。

カレンダーにまぶしく光る、発売日マークが目にイタいです。


2002/02/24 『100獣の王になりました』

cover買ってしまいました、動物番長。

ヨドバシカメラでポイントがたまってたもんだから、フトコロ具合を気にする必要がなかったのが敗因。
それで昨夜買ってきて、10時間ちょいプレイしてクリア。

結論から言うと、おもしろいです。自分的にはおもしろすぎです。
ちょっとパズル要素が強いかなぁ、単調かなぁというきらいもあるものの、爽快感がくっついてきてくれてるので、まぁ飽きもせずにやることやること。
巷のうわさでは、カメラの追尾がオンボロで見にくい、やり辛いとか聞いてたものの、いざやってみると気配を頼りにかみついてゴックンバリバリうっしゃこら喰ったぞウラウラと、これぞ野生の生きる勘所ってな感じで、別に何の苦もありゃしませんでした。結局カメラの移動なんか一切やらずに終わっちゃったし。

しっかしこのゲーム、ボス倒したら交尾が待ってるからひょこひょこ行って、交尾したら新しい息子試したいからひょこひょこ行って、やめどきが見つからない。やめられない止まらない、番長殺るまで眠れない、なのです。

ついさっきまでいたぶってくれてた強いアンチクショウを、変体して強くなった自分でボコり返すのはなかなか爽快感があってグー。
徒党を組んでてボコってくれた奴らは、一匹ずつ影に呼び出してお礼参りなのです。

クリアした後もオマケ要素がありそうなんで、かなりまだアツイ最中。
今後の社会生活にちょっとした影を落としてます。


2002/02/27 『さて2ヶ月ほどがたちまして』

会社を辞めて、家で仕事するようになって、はてさて2ヶ月が経過しようとしています。
フリーでやってくことになると、生活が不規則になるとか。収入が不安定だとか。健康管理が大事だとか。そんなことはまぁちらほら考えていたものの、それ以上に結構痛いかもなってのが、1人でやってくってことそのものかもしんないと思いはじめました。

それは何も1人だとついついなまけちゃうとか、そういった類の話でなく。
もっと単純に、「さみしいんじゃないか、ひょっとして」ということなのです。

話相手がいない。
やつ当たりする相手がいない。
助けてあげる相手もいない。

それはそれで楽なんですが、精神的な支柱になるものってのに欠けるのです。
なんていうの?やりがいっていうの?
それとも社会と僕をつなぐ一本の線っていうの?
僕が僕であって僕であるための相対価値的な鏡的ないわゆるひとつの僕的判断基準でありなおかつ僕は僕の僕として眠りそしてまた朝がくるマル

っつうか、人と話する機会がこんだけ減っちゃうと、どんどん話ベタになっていきそうで怖いですな。

直前にいた職場では、退職前提で仕事してたのもあって、本来の自キャラってのは結構隠してたのです。
実のところ、主要成分は「わがまま、ダダっ子、甘えたがり」が80%をしめてます。

どーもこう、それをぶつけて自分だけすっきりする手段ってのを、しばらくとってなかったもんだから、すっかり忘れてました。
とはいえ、人のいる空間ってのはそれはそれで良いも悪いも気がまぎれるもんで、忘れててもまぁ済んでたもんです。
ムカつき要素の方が多かったりもしますが、それは家帰ってからかみさんで気分転換すれば良しと。

ところが家でやるようになってから、1日に会話するのはかみさん唯一人という状況が普通になってきてるではないですか。
これでは世間がせまくなってしまいます。
っつうか、かみさんではフォローできない話ってあるしね。仕事の話なんかは特にそう。

ところで、ちょうど学生時代からの友人が一人、今年同じように独立してやってこうとしていて。
そいつの場合は自分とは違ってはなから法人化前提なんだけども。
そんで、そいつが言うのです。
「おまえと違って、俺は1人だと自分をちゃんとコントロールする自信がない」
「だから家じゃなくて、事務所借りて強制的に気持ちを切り替える必要がある」

そんでもまぁ部屋借りるのには金がいるわけで、1人だとその負担が結構痛い。
話の端々から、「いっしょに借りようよ」という空気が漂います。

先の話と考えあわせると、自分にもかなりメリットはある話だったりします。
ただ、 家賃・光熱費・常時接続環境・パソコン・FAX…、仕事場には色んなもんがいるんだよねぇ。
折半といっても、初期投資はそれなりにかかるしねぇ。電話加入権なんざばかにならんしさぁ。

彼の作る会社が若くてかわいい女性社員を雇いはじめることにしたら、前向きに考えようと思う今日この頃。
あ、やっぱ若くなくてもいいです。許容範囲なら。

ただし、面接は自分がやります。
これだけはゆずれません。