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先日、いつものようにメールソフトを立ち上げてメールチェックをすると、「このソフトを実行しますか?」というようなメッセージが表示された。
メールをプレビュー表示しただけでそんなメッセージが表示されるんだから、これはウイルスに違いないと断定して、即座に削除&ゴミ箱を空にする。
I Love Youウイルスがはやった時も、つい先日のSirCamがはやった時もこんなメール来なかったのになぁなどと思ってたら、このメールってのはただの始まりに過ぎなかった。
次の日。
自宅へのメールは会社のアドレスにも転送されるようにしている。
会社のメール環境は入り口でウイルスチェックかけて、感染ファイルがあった場合はそれを削除した上で警告だけをメールボックスに配信するようになっている。
昨夜「ウイルスだな」と思ったメールは、やはり削除されたことを示す警告文に差し替えられていた。
帰宅後にメールチェックをすると、また、同じ人間からウイルスメールが届いた。
「気づけよお前」
こんな数メガもサイズがあるファイル添付がされたウイルスメールを毎日送り続けられてはたまったものではない。
前日と同様に削除した後、送信元の人に対して「感染してませんか?」というメールを送って対処をお願いすることにした。
「これでもう来ることはあるまいて」
そう思いながら一服していると、タスクトレイ上のメールアイコンが点滅している。
新着メールがあるという通知だ。
開いてみると、別の人から同じウイルスメールが送り届けられていた。
この日以降、この「BadTrans.B」という名前のウイルスは毎日うちのメールボックスを賑わせてくれることになる。それも徐々に数を増やしながら。
Outlook Express。
お前がそもそもバックドア※なんだよ。
※「バックドア」
クラッカーによって侵入を受けたサーバに設けられた、不正侵入を行うための「裏口」。
これを放置するとクラッカーがいつでも出入り自由になってしまうため、かなり痛い結果が待っている。
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